今月初め立山室堂平で撮った幾つかの動画をまとめて一つにした。主に、今は立ち入り禁止になっている地獄谷の様子を映している。
金森
富山県立富山東高等学校5回生親睦会
今月初め立山室堂平で撮った幾つかの動画をまとめて一つにした。主に、今は立ち入り禁止になっている地獄谷の様子を映している。
金森
立山駅で室堂平への往復切符を買った。ロープウェイで美女平へ。美女平から室堂平へはバスで行く。まずは、弥陀ヶ原で途中下車して湿原を散策した。
弥陀ヶ原高原は標高約1,600?2,100m、南北2km、東西4kmにわたり広がる静かな大高原です。 木道が敷かれた湿原には「餓鬼(ガキ)の田」(池塘(ちとう))が点在し、カルデラ展望台など散策ポイントも豊富です。 夏になると高山植物が美しく咲き誇るほか、色鮮やかなチョウが多く生息し、わたしたちの目を楽しませてくれます。
2012年7月、「立山弥陀ケ原・大日平」が、世界的に貴重な湿地を保全する「ラムサール条約」湿地に登録されました。
※ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、 湿原や干潟、湖などの湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を目的とした国際条約です。
「立山弥陀ケ原・大日平」は日本国内では最も標高の高い所にある登録地となりました。
金森
涼を求めて立山室堂平を歩く。
そろそろ梅雨も終わる。山の雪も解け花の時期を迎える。
野々市の自宅から地鉄立山駅まで車を走らせる。昼飯は室堂で、先日のごの会例会の時に寄ったアルペン村の大辻のますの寿しにしようと思った。しかし、前日にアルペン村に電話したところ、朝が早いのであるかどうか分からないということだった。昼飯を食いっぱぐれることになっては大変と思い、北陸道小矢部川SAでますの寿しを買ってリックに入れた。
目覚ましが鳴ったのは朝5時半。6時には家を出た。
ますの寿しを仕入れて、おにぎりで朝食。小矢部川SAで少しゆっくりしたが、8時には電鉄立山駅で美女平へのロープウェイに乗っていた。
この時期を逃せば観光客も増えて混雑する。バスやロープウェイに乗るにも行列に並ばないといけない。天気さえよければ、この時期が立山雄山を楽しむワンポイントチャンスと言える。
山崎カール
中央すこし右手上のお椀のようにくぼんだ雪渓部分が
氷河地形のカール(圏谷・けんこく)国の天然記念物
金森
柿木畠は藩政時代からある町名で、まちの真ん中には、藩政期に築造された金沢城西外惣構堀が、現在も水を湛えており、飲食店を中心とした活気ある商店街のなかに、歴史的風情とうるおいを醸しだしています。火事が多かった藩政時代に、火除けとして植えた柿の木は、宝暦8年(1758年)当時のの金沢町絵図では、150歩ほど(約500平米)の畑として見ることができますが、宝暦9年(1759年)の大火災により、すべて消失してしまいました。
それ以後、旧柿木畠では、由緒ある柿の木の姿が見られなかったのですが、柿木畠復活を契機に、地元商店街は、「柿の木」を「まちの木」として、町内の各所に植え、まちの緑を演出しております。
ちなみに、火除け地に植えられた柿の木は、飛鳥時代の歌人で、万葉集で名高い「柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)」をもじり、「柿の木のもとでは火が止まる」と昔の人々は信じ、それに因んだといわれています。
(いいねっと金沢・金沢市HPから引用)
この柿木畠は金沢市役所の裏手の通りでその中程に「もっきりや」がある。
先日、ロサンゼルス在住で米国籍の知人夫婦が訪ねて来た。私が前の会社で最初に配属されたプロジェクトで、ずいぶんとお世話になった協力会社の技術者だ。いまでは80歳を超えている。10年ほど前から毎年日本に来た時には訪ねてくれる。最初の頃は金沢市内や能登などを案内していた。しかし、ここ二三年は案内するところもなくなったというか、気ままに行きたい所に行ってもらって、夜の会食でいろんな話題で盛り上がる。当初は気を使って料理屋などを使っていたが、居酒屋の方がいいということで、最近ではもっぱら居酒屋で一杯やっている。
今年も、木倉町の居酒屋で一杯やった。話の中で金沢辺りでジャズを歌っていた奥さんの友人が、何年か前に亡くなったという話を聞いた。
金沢でジャズと言えば、柿木畠の「もっきりや」だ。彼女を偲んで、「もっきりや」のマスターに彼女のことを聞いてみようと、木倉町の居酒屋を出てた。「もっきりや」では、東京からのサックスとギターの2ピースバンドのコンサートが始まったところだった。
たまたま東京から来たというピアニストが飛び入りで演奏したり、地元の歌手が歌ったりと、ジャムセッションが繰り広げられ、ノリノリのコンサートになった。
年が年だから、日本に来るのは最後になるかも知れないとの話だったが、別れる時には来年も訪問してくれそうな気配になっていた。
金森
今回の旅のしめに姫路城を訪れた。
姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となった国宝だ。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれている。
姫路城は2009年(平成21年)から大天守保存修理工事(平成の修理)のため、6年あまり囲いなどされていてその姿を見ることができなかった。その工事も今年2015年(平成27年)3月に完了した。わたしが訪れた時には、美しい姿を見せていた。
城内を歩いていると、偶然にも天守閣に向かって飛び立つシラサギを目にした。近くを歩いていた人たちも「白鷺城でシラサギを・・・」とざわめいていた。
当日は曇り空で、時たま青空がのぞくといったあいにくの天気ではあったが、400年の時を越え、日本の宝から世界の宝となった姫路城の優雅な姿には圧倒され感動を覚えた。
金森
広島駅のホテルでゆっくりと朝食をとって、新幹線で福山に向かった。次の宿に鞆の浦のホテルを予約していた。
福山駅にホテルからの送迎バスが迎えに来る手はずになっている。迎えの時間まで、福山駅の隣にある福山城を散策した。
福山城は、1622年(元和8年)水野勝成が備後10万石の領主となって築いた。伏見櫓、筋鉄御門は共に国の重要文化財となっている。天守閣は、博物館となっており、歴代藩主の遺跡や資料のほか、考古・歴史資料などが収蔵・展示されている。ただ、今回は時間の関係もあり外から眺めるだけにした。
鞆の浦は、狭い町並みに由緒ある寺が19か寺・神社大小あわせ数十社も建ち並ぶ歴史のある町だ。2008年公開された『崖の上のポニョ』で、宮崎駿監督が構想を練った地として有名だ。最近では、西島秀俊主演で、直木賞作家・重松清ベストセラー小説「流星ワゴン」の舞台にもなっていた。このドラマは私も観ていた。
最近、鞆の浦を埋立てて架橋を渡そうといった計画もあるようだ。埋め立てられる前にこの目で見ておこうといった思いもあって今回訪ねることにした。
金森
宮島弥山に登って眼下に瀬戸内海を見て、厳島神社を観光の後、広島駅に戻った。JR広島駅にあるホテルグランヴィア広島に泊まった。
広島駅に直結していて便利で、ゴージャス感が漂うシティホテルだった。ふるさと割などの割引がなければ、料金も高くて、まずは泊まろうとは思わないホテルだ。
フロントやドアマンなどはJR西日本をリタイアしたり、なんらかの理由で転属になった人が多いのではと感じた。
こんな事があった。チェックアウト時にフロントで宿泊料を払おうと思ったところ、ネットでの申込時にクレジットカードで料金が支払われていると言われた。予約時に現地払いにしていた積りなので、再度聞き直した。しかし、やはり済んでいると言われた。
家に帰って2日くらい経って、ホテルの経理担当から電話があった。クレジットカードでの精算はされていなかったので、連絡する銀行口座に料金を振り込んで欲しいとの依頼だった。
この話とは直接関係ないが、上モノが外資系シティホテルに優っていても、肝心の客との距離感というか接し方、サービスは、比べ物にならないと感じた。上から目線の日本の大企業病から脱するというのは難しいのだろう。
金森
厳島神社の後ろにある山が弥山だ。「みせん」と呼ぶ。
宮島は松島、天橋立と並んで日本三景の一つとされている。伊藤博文は宮島について「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したとそうである。
宮島口からフェリーに乗って宮島に渡る。このフェリーはJR西日本が運営している。今回利用した三日間乗り放題の対象路線になっていた。
宮島でフェリーから降りてから、先ず弥山に登った。宮島の中央部にある標高535 mの山であり、古くから信仰の対象になっている。標高はさして高くなく、中腹までロープウェイでいける。足元も整備されていてトレッキングシューズが必須という訳ではない。しかし、あなどってはいけない。登るには結構辛いものがある。
山頂付近には御山神社(みやまじんじゃ)があり、山頂付近から山麓にかけては大聖院の数々のお堂がある。空海が宮島で修行をした時に焚かれた護摩の元火が1200年間昼夜絶えずに燃え続けているという消えずの霊火(きえずのれいか)などもある。
信仰の山として古くから参拝者が絶えない山でもある。
宮島弥山山頂から瀬戸内海を望む
金森
宮島の弥山(みせん)の緑を背景に瀬戸内の海に浮かぶ厳島神社。平安時代の寝殿造りの名社で1400年の歴史を持ち、世界遺産にもなっている。
新幹線を含めて3日間JR線乗り放題で一万六千円の特別企画切符と、宿泊費をふるさと割で、一泊二万円を割り引いてくれる宿を使って、できるだけ遠くに行こうと、急遽、広島に旅に出た。
朝の4時半に床を出る。昨晩のうちに用意していた荷物を持って自家用車で小松駅に向かう。小松駅近くにある一日最大五百円という駐車場に車を留めてサンダーバードに乗る。新大阪で新幹線に乗換えて広島へと向かう。
朝が早いので車内販売もやってない。コンビニでおにぎりでも買ってくればよかったのだが、思いつくのが遅すぎた。広島駅に着いたのが昼近く、駅弁の「夫婦あなごめし」を買って宮島口への電車の中で昼飯にした。
若いころ仕事で広島大学に出張していたことがある。広島市内のビジネスホテルで半年近く過ごした。その時の休日に厳島神社を訪れたことがある。うっすらとした記憶しかなく始めて訪れたようなものだった。
蛇足だが、「ふるさと割」は政府が景気対策でバラまいている補助金のようだ。こんなバラマキで景気が良くなるなどとは思えない。補助してもらったというより、図らずも納めた税金を回収したようなものだ。バカな政策だと思う。
金森
今回の例会でおぼろげに感じたことを奇遇にも株式会社キャンサースキャン イノベーションディレクター 石川善樹 氏が語っていた。引用して紹介する。 http://logmi.jp/31691
何かと言いますと、ちょっとこのグラフを見ていただきたいのですが、数字が0から0.6まで並んでます。数字が大きいほど健康とか寿命への影響が大きいと考えてください。まず最初に肥満を見ていきましょう。
肥満は良くないと言いますね。太り過ぎは良くない。で、太りすぎるということが健康に影響する大きさをだいたい0.2くらいとして、これをベンチマークとしてください。
僕らが今健康に生きるために何が大事かといわれると、たとえば体を動かせっていわれますよね。体を動かすことがどれだけ寿命にきくのかっていうと、肥満になるよりもちょっときくぐらいですね。
ほかに何かありますかね。健康にきく情報。僕らがよく聞くのは、たとえばお酒を飲み過ぎないというのがあるんですよ。で、これが体を動かすよりもうちょっとききますね。
他によく言われるのは、タバコ。タバコは健康によくないってもううるさいくらい聞きますよね。どれぐらいよくないかっていうと、肥満の約倍以上あるんですね。
でもこの4つの話っていうのは、みなさんよく聞く話だとと思います。今日ご紹介したいのは、もう個別の要因なんですよ。これは過去10年20年ぐらいでようやく分かったことなんですけども、21世紀に生きる私たちにとって、何が1番健康に影響しているのかって調べてみると、つながりがあることなんですね。
もともと社会的に孤独な人っていうのは、亡くなりやすい、早死にしやすいということが分かっていたんですけれども、一方で、家族とか友人とかとつながっている人っていうのは、ストレスがあってもそれを緩和することができるし、あとはいろんなコミュニティに所属している人っていうのは、自分自身のアイデンティティーが作られたりとか、生きる目的ということが得られるので、結果として長生きするんじゃないかと報告されています。
じゃあですよ。ここで知りたいのは、つながりがあることっていうのは、よく知られているタバコだとか酒という要因に比べて、どれだけ健康に影響するんだってことなんですよ。
金森
世話人への連絡 higashi5@ofours.com へ
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