広島駅のホテルでゆっくりと朝食をとって、新幹線で福山に向かった。次の宿に鞆の浦のホテルを予約していた。
福山駅にホテルからの送迎バスが迎えに来る手はずになっている。迎えの時間まで、福山駅の隣にある福山城を散策した。
福山城は、1622年(元和8年)水野勝成が備後10万石の領主となって築いた。伏見櫓、筋鉄御門は共に国の重要文化財となっている。天守閣は、博物館となっており、歴代藩主の遺跡や資料のほか、考古・歴史資料などが収蔵・展示されている。ただ、今回は時間の関係もあり外から眺めるだけにした。
鞆の浦は、狭い町並みに由緒ある寺が19か寺・神社大小あわせ数十社も建ち並ぶ歴史のある町だ。2008年公開された『崖の上のポニョ』で、宮崎駿監督が構想を練った地として有名だ。最近では、西島秀俊主演で、直木賞作家・重松清ベストセラー小説「流星ワゴン」の舞台にもなっていた。このドラマは私も観ていた。
最近、鞆の浦を埋立てて架橋を渡そうといった計画もあるようだ。埋め立てられる前にこの目で見ておこうといった思いもあって今回訪ねることにした。
金森
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