今回の例会でおぼろげに感じたことを奇遇にも株式会社キャンサースキャン イノベーションディレクター 石川善樹 氏が語っていた。引用して紹介する。 http://logmi.jp/31691
健康にもっとも大きな影響をもたらすのは「つながり」
何かと言いますと、ちょっとこのグラフを見ていただきたいのですが、数字が0から0.6まで並んでます。数字が大きいほど健康とか寿命への影響が大きいと考えてください。まず最初に肥満を見ていきましょう。
肥満は良くないと言いますね。太り過ぎは良くない。で、太りすぎるということが健康に影響する大きさをだいたい0.2くらいとして、これをベンチマークとしてください。
僕らが今健康に生きるために何が大事かといわれると、たとえば体を動かせっていわれますよね。体を動かすことがどれだけ寿命にきくのかっていうと、肥満になるよりもちょっときくぐらいですね。
ほかに何かありますかね。健康にきく情報。僕らがよく聞くのは、たとえばお酒を飲み過ぎないというのがあるんですよ。で、これが体を動かすよりもうちょっとききますね。
他によく言われるのは、タバコ。タバコは健康によくないってもううるさいくらい聞きますよね。どれぐらいよくないかっていうと、肥満の約倍以上あるんですね。
でもこの4つの話っていうのは、みなさんよく聞く話だとと思います。今日ご紹介したいのは、もう個別の要因なんですよ。これは過去10年20年ぐらいでようやく分かったことなんですけども、21世紀に生きる私たちにとって、何が1番健康に影響しているのかって調べてみると、つながりがあることなんですね。
もともと社会的に孤独な人っていうのは、亡くなりやすい、早死にしやすいということが分かっていたんですけれども、一方で、家族とか友人とかとつながっている人っていうのは、ストレスがあってもそれを緩和することができるし、あとはいろんなコミュニティに所属している人っていうのは、自分自身のアイデンティティーが作られたりとか、生きる目的ということが得られるので、結果として長生きするんじゃないかと報告されています。
つながりの多さによって死亡率が変化した実例
じゃあですよ。ここで知りたいのは、つながりがあることっていうのは、よく知られているタバコだとか酒という要因に比べて、どれだけ健康に影響するんだってことなんですよ。
金森
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