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雑談 一覧

今時のお墓事情

  • 雑談

最近、金沢の友人と飲むと、お墓をどうするかといった話題になる。そんなことを考えないといけない歳になってきたということだろう。

私と妻は長男長女で、それぞれの家の墓を守って行かないといけない立場にある。私の父は四男坊で墓は持っていなかったが、檀家の寺に墓地を買っていた。母が亡くなった時に、父と私で墓を建てた。父も今はその墓に入っている。妻方の墓は長岡御廟にある。江戸時代からの墓とのことで、お骨を納める空きが無くなっているとのことだ。

墓参りは、いつもこの二つの墓に参る。

お墓の草むしりなどの維持費も必要だが、これからもお墓を守っていきたいと思っている。

ただ、妻方のお墓の維持は難しいと思っている。義母が亡くなったら一旦このお墓に入ってもらい、しかる後に、墓に納まっている全てのお骨を土に返して、納骨堂で永代供養墓しようと思っている。長岡御廟にある真国寺に相談してみた。50万円位かかるとのことだった。

その友人が、東京の知人が亡くなったとき、葬儀に出れなかったので、お墓にお参りしたときの話しをしてくれた。そのお墓はビルの中にあったそうだ。時代だなぁと感慨深く話してくれたことがあった。

そして今日、次のような記事を目にした。いろいろと考えさせられる。

都心の納骨堂、宗教かビジネスか 想定外の課税で裁判に
http://digital.asahi.com/articles/ASHCV4VSJHCVULFA01H.html?rm=1067 (朝日新聞)から転載


 東京都港区。赤坂見附駅から徒歩数分という都心の一等地に、5階建てのモダンな建物がある。金沢市に本院がある宗教法人「伝燈(でんとう)院」が2年前に開いた「赤坂浄苑」だ。広さ400平方メートル超の敷地に、本堂や、約3700基を収容できる納骨堂を備えている。

 納骨した遺族は、ホテルのロビーのようなラウンジを抜け、2~3階の参拝室へ向かう。参拝ブースは計12あり、ICカードをかざすと奥の納骨庫から骨つぼが入った「厨子(ずし)」が出てくる。生花は供えてあり、掃除もいらない。夜9時までお参りでき、都会のサラリーマンが仕事帰りに手ぶらで立ち寄れる。

 永代使用料は一基150万円、毎年の護持会費は1万8千円だ。将来、護持会費が払えなくなっても、合祀(ごうし)して永代にわたり供養するという。区画の販売は仏壇・仏具大手のはせがわに委託している。売れると手数料がはせがわに入り、残りは伝燈院が建設費の借金返済に充てる。返済が滞らないよう、はせがわは一定数の販売を保証する。赤坂浄苑では、すでに区画の約3割が売れたという。

 ところが、赤坂浄苑の固定資産税をめぐり、宗教法人側が想定しなかった事態が起きている。今年3月、納骨堂として使う敷地と建物の昨年度分の固定資産税などとして、計400万円余りを納めるよう東京都から求められたのだ。

 地方税法は、宗教法人が宗教目的で使う土地や建物は固定資産税などを非課税にすると定めている。寺や神社のほか、墓地も非課税扱いとされてきた。伝燈院は、納骨堂も墓地と同じ非課税扱いと考えていた。しかし都は、赤坂浄苑が宗派を問わず遺骨を受け入れたり、はせがわに建物内で営業を認めたりしていると指摘し、課税に踏み切った。

 これに対し伝燈院は7月、都に課税取り消しを求める訴えを東京地裁に起こした。角田徳明住職は「ほかで課税された例は聞いておらず、我々だけ課税されるのは納得いかない」と話す。「他の宗派の方も受け入れて布教するのは当然。故人のために毎日読経するなど宗教活動に使っている」という。

 宗教法人が運営する納骨堂は2013年度末で約8千あり、5年前より700以上増えた。大都市圏への人口流入と高齢化を背景に、狭い敷地で多くの遺骨を収容できるビル型の納骨堂の新設が相次ぐ。

 こうした新しいタイプの納骨堂が固定資産税の課税対象になるのかどうか、法律に明確な規定はない。都も「課税するかどうかは実態に応じて個々に判断している」という。伝燈院をめぐる判決が確定すれば、ほかの納骨堂への課税に影響する可能性もある。

ログイン前の続き■宗教法人の全役員が葬儀社関係者

 14年に日本で亡くなった人は127万人余。10年間で2割超増えた。墓地や納骨堂の「需要」もそれだけ増えている。

 厚生労働省は、民間が墓地や納骨堂を運営する場合、運営主体を宗教法人などと指針で定めている。営利に走らず、永続的な運営が望ましいとの観点からだ。そこで増えているのが、葬儀業者や墓石業者などが宗教法人と「一体化」するケースだ。

 千葉市内で9月、5千基収容できる納骨堂の建設計画が持ち上がった。来年末の完成をめざす市内の宗教法人は14年春、予定地の一角に古い一軒家を購入した。だが、宗教的な外観の建物はなく、近所の男性によれば、納骨堂計画の案内板が立つまで人の出入りもほとんどなかったという。

 この宗教法人は40年近く前に千葉県八千代市で設立されたが、2年前、県内にある葬儀社の社長が代表役員に就いた。今年10月時点で、宗教法人のすべての役員に葬儀社の関係者が就いている。納骨堂の予定地も、宗教法人が葬儀社から買ったものだ。

 納骨堂の計画に対しては、地元の住民らから「宗教法人の実態が不透明で、十分な説明もない」として反対運動が起きている。住民側の弁護士は「活動実態がほとんどない法人を葬儀社が支配している可能性が高い。宗教法人の収入は多くが非課税になるメリットも大きいのでは」と話す。

 法人の代表役員は朝日新聞の取材に、「土地、建物の取得手続きや支出は適切に対処している」などと文書で回答した。

■各地で税制優遇に着目

 宗教活動へのさまざまな税制優遇に着目した動きは各地にある。

 西日本の建設会社は05年、20億円近い借金を抱えて倒産した。この会社は1980年代に約1ヘクタールの霊園を開発した実績があり、その際、必要となる宗教法人を縁故を頼って取得していた。この霊園が、経営者一族を窮地から救った。

 銀行は、手堅い霊園事業で融資を回収しようと、建設会社の元社長の長男が住職を務めていた寺の宗教法人に借金を負わせた。宗教法人は地元の石材業者に任せていた墓石の販売も自らやるようにして、永代使用料(1基50万~100万円程度)のほかに、墓石代(1基数十万~100万円以上)も入るようになった。

 いま、この宗教法人は、墓石販売や法要など税金がかかる収益事業の売上高が年2千万~3千万円ある。加えて、永代使用料など非課税の収入が約3千万円あり、ここから借金の返済や利子の支払いをしているという。長男の住職は「霊園は建設業ほど競争がない。一生懸命に拝む姿を見せることで信頼され、墓が売れます。宗教活動に力を入れてよかった」と話す。

 関西のある寺では、税制優遇を檀家(だんか)への「便益」に生かしている。寺の敷地には車50台がとめられる場所がある。駐車場なら固定資産税や駐車場代収入への税金がかかるが、税務署には、檀家らが交通安全を祈願する「境内地」だと報告している。敷地には地蔵1体とさい銭箱があり、檀家は車1台につき月1500円の「さい銭」を納める。

 60代の住職は「収入は個人的には使わず、すべて将来の本堂の修繕などに備えて蓄えている。税務署は何も言いません」と話す。(佐藤秀男、松浦新)

■記者の解説 時代に合った「線引き」を

 亡くなる人が増えれば、葬儀や墓にまつわるビジネスも盛んになる。経済産業省の13年の調査によると、葬儀関連市場の売上高は年間2兆円を超えた。一方で、死者を弔う行為は宗教と不可分でもある。信教の自由は守りつつ、課税に際しては、どこかで宗教とビジネスの「線引き」をしなくてはならない。

 宗教法人は、信ずる教義を広め、信者を教化・育成することを主な目的とする団体と規定されている。教義や儀式を通じて社会貢献している「公益性」が税優遇の根拠のひとつだ。

 だが、時代とともに「弔いのかたち」が変化していることが、宗教とビジネスの線引きを難しくしている。核家族化や家族観の多様化で、葬儀はより簡素に、墓も代々の継承を前提としないものが増え、地方では廃寺などが相次ぐ。一方、都会では伝統にとらわれない葬儀のスタイルが広がりつつある。

 寺の経営に詳しい慶応大の中島隆信教授は「宗教法人を公益性の高いものとそうでないものに分け、営利型の法人には民間企業と同じ税率を課す改革が必要」と話す。収益事業の比率や、経営をチェックする外部評議員の有無などが公益性を判断する指標になりうるという。


金森

冬の味覚ズワイガニ

  • 雑談

冬の味覚と言えば、なんといってもズワイガニだ。ズワイガニは産地によって、松葉ガニ、間人ガニ、越前ガニなどと呼んでブランド化されている。石川県では、加能ガニ(加賀、能登で加能)と呼ぶ。

東京、横浜からの友人と金沢大工町の山乃尾海遊亭で加能ガニを堪能した。酒は立山の常温、話も弾んだ。

ズワイガニの刺し身 海遊亭 金沢大工町
ズワイガニの刺し身

カニ味噌 香箱カニ 海遊亭 金沢大工町
カニ味噌 香箱カニ

焼きガニ 海遊亭 金沢大工町
焼きガニ

金森

カバー画像

弁護士 五右衛門(大阪弁護士会所属 弁護士 服部廣志)著 ISBN978-4-902182-15-6 A5判300頁
発行 オブアワーズ 定価 (本体4000円+税)

先日紹介した「改訂2限定相続の実務」(発行日 2015年11月15日)が刷り上がり、今日から取次店へ出荷し始めた。書店に並ぶのは20日頃だろうと思う。

出荷前に全国の書店に新刊案内を送ったところ、丸善、紀伊國屋書店、ジュンク堂書店といった大手書店からそこそこの予約注文が来ている。

その中でも、ジュンク堂書店池袋店からは30冊の注文があった。平積みにしてくれそうだ。大阪の書店からもそこそこの冊数を取次店に注文しておくとの電話があった。九州沖縄、北海道など地方の書店からも注文がきている。

直接の予約注文と取次店に送るのと合わせると、初刷は殆ど手元に残らない。直ぐに増刷しないといけないかも知れない。

いずれにしても、相続税法の改正やアベノミクス失敗の煽りで、借金の相続のこともあり、相続(相続税)に関する関心が高くなっているのではないだろうか。

IoT(モノのインターネット)

  • 雑談

IoT(Internet of Things)、直訳すれば「モノのインターネット」となる。

最近、よく耳にする言葉だ。「モノ」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのことをIoTと呼んでいる。

情報通信とは、今までの発想からすれば、通信回線で結ばれたコンピューターを使い情報をやり取りするシステムといった感覚がある。いずれにしてもパソコンなどのコンピューターが物と情報を制御することを指していたように思う。

しかし、通信網が整備され、コンピューターの小型化も進み、スマホもコンピューターだが、胸ポケットに入れて持ち歩ける時代になった。そして、コンピューターシステムは、知らず知らずのうちに生活の中に入り込んでいる。今や、コンピューターを使っいると言った意識はなく、モノを構成する一つの部品位にしか思えない存在となってきている。

すなわち、モノ同士が通信回線で接続され、情報をやり取りする。情報をやり取りする主体はあくまでモノであり、コンピューターは部品、黒子として動いていると云う感覚だ。車の自動運転(走行)も、IoT関連技術が実用化を支えることになる。

最近、我が家では新聞を取るのを止めた。テレビ番組も殆ど見なくなった。一番の理由は、新聞、テレビなどのマスコミは、権力を監視するという役割を忘れ、政府、権力の考えを斟酌し、プロパガンダ的番組しか流さないのに辟易してきたからだ。折込チラシもインターネットで見れる時代だ。政府のプロパガンダを垂れ流す新聞やデレビ放送を無理に見る必要はない時代になってきた。

実は、先月末にamazon fireTV stickを買った。定価が4980円、2000円弱の発売記念キャンペーン価格で買うことができた。amazon fireTV stickは今あるテレビに差し込んで、家庭内のwifiルーターを経由してインターネットに接続して、amazonが提供するビデオやテレビ番組(主に日本を含めた世界のドラマ)を見たり、ステレオ代わりにBGMを流せたりする。

そう遠くない将来には、冷蔵庫や電気釜、照明器具といったモノもインターネットに接続されるようになるだろう。出先のスマホでこれら電化製品を制御するといった時代になる。

実際、九州電力などは電気の自由化に向け、顧客獲得サービスの一貫として、遠距離に暮らす年寄りの安否を、電気の消費パターンで判断して、スマホなどにメールするといったサービスを提供すると言っている。電力会社の差別化を図るサービスとしてアピールしようとしている。

金森

「限定相続の実務」は、2003年5月に初版を発行し、2010年5月に改訂版を発行。法律の専門書にしては珍しく改訂、増刷を重ねロングセラーとなっている。

今回、改訂版が完売したことから、今年の1月1日施行となっている相続税法改正内容なども取り込んで改訂2版を発行することにした。発行日は来る11月15日とした。印刷も順調に進んでおり、16日には取次店に発送する手はずになっている。取次店は全国の主な書店に配本すると言っている。

取次店の配本ルートとは別に、わたしも全国の書店に新刊案内を送り始めた。それを見てボチボチと予約注文が来始めている。書店も売るつもりになってくれているようだ。

相続税に関しては、相続税法の改正で、庶民に取っても身近な事になってしまった。我が家には相続税を払わないといけないような財産はない。相続税は一部金持ちが考えることと、他人事で済ませることができる時代ではなくなってきた。いつかは相続人に、あるいは、被相続人になる。そうなった時に、自分が家族が慌てないで済むよう相続のことを考えておくのが良さそうである。そうなった時の参考にして貰えればと思い、今回発行するこの本を紹介した。

残念ながら、富山、石川の書店からはまだ注文はない。ただ、最寄りの書店で注文すれば取り寄せてくれるし、近いうちにアマゾンでも売リ始めると思う。

また、今でもグーグルやヤフーで「改訂2限定相続の実務」と検索すれば、書籍紹介ページが検索されてくる。興味があったら検索してみて欲しい。

ただ、蛇足だけれども、この「ごの会ブログ」をグーグルやヤフーで検索しても検索されない仕組みにしてある。為念まで

カバー画像

弁護士 五右衛門(大阪弁護士会所属 弁護士 服部廣志)著 ISBN978-4-902182-15-6 A5判300頁
発行 オブアワーズ 定価 (本体4000円+税)

改訂2

限定相続の実務

限定相続を理解せずして
相続を理解したとは言えない

 

法律がわからないと税理士が避け、税務がわからないと弁護士が逃げた。相続の未開分野を、著者が果敢に実務上の指針を示した待望の実務書。まさに弁護士、税理士、司法書士、行政書士、必携の名著。

 

(1) 限定承認手続きで知りたかったノウハウを、実務的に解説。
(2) みなし譲渡所得税の申告、納税手続きにおける注意事項。
(3) 訴訟手続きにおける家庭裁判所の関与の有無、財産管理人の権限。
(4) 相続債権、相続債務の範囲。
(5) 限定承認手続きの管理、換価費用の範囲。
(6) 配当手続きにおける留意事項。
(7) 初版発行後の裁判例、税務当局への対応などが詳細に追記し、不動産登記法の改正に伴う改正不動産登記法による先買権行使による登記手続を解説。
(8) ミニ破産手続きとしての役割もある限定承認手続きと、破産開始決定手続きとの関連について解説。
(9) 改訂版を刊行してから3刷と増刷を重ねてきた。刊行以降の法律等を摂り込み、問答集にも新しい問答を大幅に追加し、内容の補筆、訂正を加え改訂2版とした。

法律と税務が交錯する「限定相続」については、弁護士も会計士、税理士も、その不勉強が理由で避けてきた。

「限定相続は危険だから避けた方がいい」と言う人もいる。マクロ的には限定相続をした者を保護するための「みなし譲渡所得課税の制度」がミクロ的には限定相続人に不利益を与えるという側面もあること、そして、限定相続の特質ともいうべき「責任限定の制度」等を正しく理解しないことに起因すると思われる。

専門家がこの限定相続から逃避し避けることにより、多くの限定相続を相当とする相続事件が単純相続ないし相続放棄という形態を選択させられることとなり、法律が予定した限定相続の採用が見送られてきた。

限定相続についての法律規制と税務を正しく理解し、その選択を誤ることがなければ、この制度が多種多様な相続事案に活用できる優れた制度であることがわかる。

弁護士 五右衛門(服部廣志)

著者紹介  弁護士 五右衛門(服部廣志)

神戸大学法学部卒業  山形地裁、東京地裁(職務代行)、神戸家裁、神戸地裁判事補、神戸簡裁判事を経て、現在、大阪弁護士会所属弁護士

日弁連法務研究財団、日本賠償科学会、法とコンピューター学会などに所属し、「金利及び弁済金額計算に関する法律と実務・付録プログラム元利計算くん」、「消費者金融金利計算の実務と返せ計算くん」、「中学生にわかる民事訴訟の仕組み」、「刑事訴訟の仕組み」、「貸金業法施行規則別表算式と貸付条件記載・掲示・利息金計算=金利の黒本」など弁護士ら専門家の間でベストセラーとなっている著作などがある。

法律系インターネットの世界においては、本名よりもハンドルネームである「弁護士五右衛門」の方が著名でもある。「知識や知恵は、先人のものを盗め!」という基本的発想をハンドルネームに託している。

金森

Wifiとデータ通信

  • 雑談

携帯電話やスマホがインターネットに接続するにはWifiとデータ通信といった二種類の方法がある。

Wifiとは無線LANの一つの規格だ。携帯電話の基地局のような機能を持った家庭内などに設置するルーターに無線で接続する通信形態のことである。

データ通信とは、携帯電話が基地局に電話して、電話回線を使ってデーターをやり取りする通信形態と言う意味で使われることが多い。

Wifiとデータ通信の双方とも無線でデータをやり取りするのだが、大きな違いは電話回線を使うか使わないかにあると言える。

最近では無線LANの設備も安価になったことから、家庭でも無線LANでパソコンをインターネットに接続して利用することが一般的になってきている。

さて、先に書いた記事で、スマホで通信費が多く掛るのはインターネットに接続してメールなどの情報をやり取りすることだと話した。すなわち、電話回線を使ってデーターをやり取りするから通話料(通信料)が多くなると言うわけだ。

Wifiでもデータ通信でもインターネットに接続することに変わりないのなら、通信料が無料のwifiでインターネットに接続して、メール等のデーターをやり取りすればよいということになる。家では、データ通信を使わず、自宅の無線LAN(wifi)に接続すれば無料で済む。

一方、最近では、無料で無線LANに接続できるwifiスポットを提供するセブン-イレブンやローソンといったコンピニ、駅や空港などの公共施設、レストランや飲食店、商店街などが多くなってきている。レストランなど、お客さんがwifiでスマホをネットに繋いで、お店のことをつぶやいてくれれば、お店の宣伝にもなる。そんな思惑もあって無料wifiスポットを提供する店も増えてきている。

そもそも、メールが着信したことを歩きながら知る必要もないだろうし、歩きながらメールを打つ必要もないだろう。そんな急ぎの用がある時は電話すればいい。

メールなどは、こちら(受信者)の都合に合わせて、インターネットに接続して、メールを取り出せばいいし、必要ならメールすればいい。それも、コンビニや喫茶店、レストランなどでwifiに接続すれば、通信料は無料で済む。

そして最近では、OCNなど、SIMカードだけを提供している会社は、利用するデータ通信量に合わせた細かな料金プランを提供している。歩きながら、電車やバスの車中で、オンラインゲームをしたり、動画を鑑賞しないのであれば、最低料金(データ通信料)が最低(月額400円とか900円)でことが足りるだろう。後は自宅や無料wifiスポットを使えばいい。ただ、スマホで、wifiを使うとか、データ通信を使うといった切り替えを手動でする一手間はいる。しかし、操作を知ってしまえば大した手間ではない。

蛇足だけど、今回のテーマとは少し離れる。家のかみさんはガラケーを使ってる。メールやインターネットは自宅のパソコンで。ガラケーではSMS。月額1000円分の無料通話料が付いていて、月額利用料69円(なにかのキャンペーンで契約したようだ)。これにはかなわない。

金森

今では多くの人がスマホを使っている。ただ、スマホになると携帯電話に比べ通信料金が高くなる傾向にある。

通信料金が高くなるのは、携帯電話とスマホでのメール(e-mail)の仕組みの違いにあるからだと言っても過言ではないだろう。

携帯電話でのメールは、ドコモ、AU、ソフトバンクといったそれぞれの通信会社独自のネットワークの中でメールをやり取りする。ただ、他社のメールアドレスやパソコンともメールのやり取りはできる。それぞれの通信会社はインターネットとの結節点となるサーバーを持っており、それをインターネットに接続して、メールを自社のネットワークの中に取り込んで送受信している。一方、スマホでは、インターネットの仕組みを直接使ってメールをやり取りする。

通信会社独自ネットワーク方式、インターネットを直接使う方式とも、メールサーバーが受信したメールを、メールアドレス毎に受信箱に入れ、それを携帯電話やスマホに送る仕組みは同じといえるが、メールの取り出し方に大きな違いがある。

独自ネットワーク方式の場合は、メールが受信箱に届いた時点で、サーバーが携帯電話にメールを送りつける。一方、インターネットを直接使う方式では、スマホが受信箱にメールがあるかどうかを問い合わせて、メールが届いている場合に、メールアプリがサーバーの受信箱からメールを取り出す。

スマホの場合でも、外見上は携帯電話と同じように、メールが届いたら音などで着信案内がされるだろう。ただし技術的には、スマホのメールアプリがサーバーに受信箱にメールが届いているかを、四六時中問い合わせていて、メールが届いている場合に、着信案内することで実現している。

この問い合わせは、データー通信機能を介して行っている。メールアプリが、サーバーに電話して問い合わせていると思えばよい。

携帯電話ではメールを送受信するときだけにパケット代が必要になる。しかし、スマホではメールアプリがメールを受信しているかどうかを、サーバーに問い合わせる度にパケット代が必要になる。タイミングよくメールの受信を知らせるためには、四六時中問い合わせることが必要になる。

スマホを契約するときに、半ば強制的にデーター通信定額プランへ加入させられるのはこういった理由からだ。だから、スマホではホームページは見ないし、メールのやり取りも少ないからと、データー通信費を従量制にすると、とんでもないことになる。また蛇足だけれど、メールアプリが常に働いているわけで、スマホの電池の持ちも悪くなる。

次回は、格安スマホにして通信費を減らす(ランニングコストを減らす)のにどうしたかを話したいと思う。

金森

格安スマホ

  • 雑談

「SIMロック」とか「SIMフリー」という言葉をご存知だろうか。

SIMカード(Subscriber Identity Module Card)とは、携帯電話やスマホなどで、電話の加入者を特定するためのID番号(電話番号)が記録されたICカードのことだ。

携帯電話の中にはこのSIMカードが入っており電話機として機能するわけだ。長い間、このSIMカードは、ドコモ、AU、ソフトバンクといったキャリア(通信会社)が独占していた。また、キャリアが提供する携帯電話やスマホだけで機能するようにソフト的に制限して利用者に提供されていた。このため、SIMカードを取り出して他社の携帯電話やスマホに挿し込んでも、電話機としては機能しなかった。このようにSIMカードに制限を掛けるのをSIMロックと言っている。

ただ、2011年頃から世の中の要請で、通信会社は消極的ではあるが、SIMロック解除に応じるようになってきている。理論的にはドコモが提供するスマホに、AUが提供するSIMカードを挿せば、ドコモのスマホがAUの電話機として機能することになる。しかし、いろいろと制約があって、キャリア間のSIMカードと携帯電話やスマホ(ハード)の組み合わせは、まだまだすんなりとはいかない。

一方、市場では、OCNやヤフー、楽天など、キャリア以外の会社がSIMカードを売り始めている。また、それらSIMカードを挿入すれば、通話できる携帯電話やスマホを提供する会社も出てきている。

私は、20年近くAUで携帯からスマホへと、機種を変えながら使い続けてきた。しかし、今月、2年縛りの更新月であったことから、思い切って格安スマホに乗り換えた。

SIMカードはOCNから調達。スマホはfleetelにした。ちなみに、fleetelは日本の会社であり、携帯電話市場から撤退たり合併したりした日本メーカーをリストラされた技術者たちが、スマホなどを開発し、提供している会社のようである。

次回から、格安スマホにして良かったこと、悪かったこと。格安スマホに乗り換えた顛末記を書いてみようと思う。

金森

熊野皇大神社

  • 雑談

追分宿のゆう木で昼食をとり、旧碓氷峠の見晴台からの眺望を楽しんだ後、近くにある軽井沢の氏神の熊野皇大神社をお参りした。

熊野皇大神社は

当神社は碓氷峠頂上 標高1200mに位置し、自然豊かな軽井沢に鎮座する神社です。また、当神社は、全国的にも珍しい県境、お社の中央で長野県と群馬県に分かれた神社です。
ですので、一つの神社でありながら2つの宗教法人がけんざいし長野県熊野皇大神社と群馬県熊野神社に分かれております。その為、神社をお護りする宮司も2人おりそれぞれ神社のお祀りを行っており、御祈祷・お守り・社務所も別になっております。
当神社は長野県、軽井沢の氏神、長野県熊野皇大神社であります。
(熊野皇大神社HPから引用)

熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町
熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町

熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町
熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町

しなの木 ご神木 熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町
しなの木 ご神木 熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町

山神社 熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町
山神社 熊野皇大神社 旧碓氷峠 軽井沢峠町

金森

追分宿

  • 雑談

ゆう木で昼食を予約した時間にはまだ早かったので、国道18号を追分宿に入った。浅間神社の近くの駐車場に車を留めて、追分宿を歩いた。歩いている人はそう多くなかったが、石だたみの道を散策している観光客と思しき二三組の夫婦とすれ違った。年の頃は私達と同じようだった。

浅間神社をお参りした。堀辰雄文学記念館を見学するには時間がなかったので、またの機会ということにした。

浅間神社 軽井沢追分
浅間神社 軽井沢追分

堀辰雄文学記念館 軽井沢追分
堀辰雄文学記念館 軽井沢追分

堀辰雄文学記念館 軽井沢追分
堀辰雄文学記念館 軽井沢追分

コスモス 散歩道の花 軽井沢追分
コスモス 散歩道の花 軽井沢追分

金森

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ごの会

「ごの会」は富山東高校5回生を中心にした親睦会です。

ごの会ブログのURL
http://www.ofours.com/higashi5/

個人情報取扱指針

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世話人への連絡 higashi5@ofours.com

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