今回の出張は、高速バスを使った。そもそも出張に高速バスを使うなどというのは、今まで選択肢の中には無かった。ところが前回の同期会の富山での反省会で、たまたま高速バスを使ってみたところ、悪くないなぁ?と思ったのが切欠だった。
なんといっても料金が安い。特急電車を使うことを考えると、列車に比べて半額で済む。
今まで、バスは遅いという先入観があった。しかし、家から最寄のJRの駅に出て、そこから特急の止まる駅に出るなど、乗換えの時間や、バス停の場所と目的地の場所と、移動時間などを考えてみる。
また、目的地に着く時刻によっては中途半端な時間に着いて、目的地で時間潰しが必要といったこともある。
確かにポイント間の移動時間は列車には勝てないが、ドア・ツー・ドアの実質的な時間をよくよく考えてみると、どっちとも言えなくなってくる。
次に、快適さ、身体への負担だが、今回利用した高速バスは、一座席づつ分離されたリクライニングシートで、足元もゆったりとしていた。また、車内のテレビ画面に映画が映し出されており、音声はステレオ型イアホンで聴くことができた。車内にトイレは付いていたが、丁度よい間隔で、15分程度のPAでの休憩があった。総じて、列車よりも快適ではないかとさえ感じた。
しかし、一番の問題は、事故や工事や天候などでの道路事情で、列車のように定刻通り正確に運行できないところだろう。今回も行きはほぼ定刻通りというより少し早く着いた。しかし、帰りは20分程遅れた。今回は、想定内の遅れであったが、ギリギリな時間で動く必要がある場合は、少し問題と思う。
何事もチャレンジしてみるものである。一度使うと癖になりそうである。多分、今度も高速バスを使うのではないだろうか。
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