よく飲んだ。よく喋った。
健康の話、老後の話し、エッチな話から政治の話まで、いろいろ話していたように思う。朝起きると喉はカラカラでかすれ声になっていた。ただ、なにを喋っていたのか殆ど記憶がない。
レストランの一角の個室に席が用意されていた。個室といっても二三十人は入れる広さの部屋だ。お陰でかなり大きな声で喋っていたのだが他のお客さんには迷惑を掛けななくて済んだように思う。
富山駅で松原くんと待ち合わせて、彼の車で立山国際ホテルに向かった。太田くんも一緒だった。ホテルに着いたら、先ずはビールで一杯やって、温泉に入って、またビールで喉を潤そうということになった。道中のあるぺん村で、酒のつまみを買ってホテルに向かった。
ホテルに着いたのが午後4時ころだったと思う。田中くんがロビーで待っていた。早速ホテルの自動販売機でビールを買って前哨戦が始まった。目まぐるしく話題を変えながら、ロング缶がドンドン空いていく。程々のところで風呂に入って、また飲み始める。食事時間になるころには空き缶が10缶になっていた。
宴会場のテーブルには、シャブリが冷やしてあった。羽黒くんが差し入れてくれたワインだ。羽黒くんは、今回の例会の言い出しっぺの一人だったのだが、どうしても外せない用事ができて参加できなくなった。言い出しっぺなにの参加できなくなったのを悪く思って差し入れてくれたのだと思う。素直に好意に甘え、シャブリで乾杯して宴を始めた。なぜか後は高岡の勝駒で盛り上がった。徳利がドンドンと横になっていく。
翌朝、ロング缶の空き缶は15缶になっていた。喉は渇いてはいたものの、二日酔いで頭が痛いなどいったことにもならなかった。お互いに喧々諤々大声でジャべりまくり、楽しい気分で良い酒になったからだと思う。
我が家への土産 幻のますの寿し 寿し工房大辻 富山あるぺん村
金森
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