旅先などで何処から来たのかと聞かれて「野々市からです」と答えても、どこにあるのかを説明するのが面倒である。そこで、まずは「金沢からです」と答え、会話が進めば折を見て「実は、金沢の近く野々市からです」と答えることにしている。もっとも「金沢」と言って横浜の「金沢八景」と勘違いされたこともあるのだが。
そんな「野々市」ではあるが、東洋経済が発行する「都市データパック2014年版」の「住みよさランキング2014」で、野々市市は全国で3位の住みよい街と評価されている。(昨年2013年は2位)
□ 3位の野々市市はワンランクダウン
3位の野々市市(石川)は、2011年11月に旧野々市町が単独で市制施行して誕生した、新しい市。2012年ランキングから評価の対象となり、昨年の2位からは順位を1つ下げた。市内に石川県立大学、金沢工業大学が立地していることもあり、平均年齢39.7歳と人口構成は若い。
野々市市は金沢市のベッドタウンとして都市化が進み、幹線道路沿いには大型商業施設が多数建ち並ぶ。金沢市をはじめ近隣から多くの買い物客等が集まるため、「利便度」では全国1位。また、住民基本台帳ベースの人口増加率(2013年/2010年)では全国2位と人口の流入が続いており、住宅戸数の増加と相まって「快適度」でも全国7位の高水準にある。
金沢市の近郊という至便さから介護施設等も充実。さらに、金沢市の20%通勤圏であるため、「人口当たり病院・一般診療所病床数」の指標で同市の数値を採用したこともあり、「安心度」でも2位と、3部門で全国トップ10の好位置を誇る。ただ、学生や若年層世帯が多いため、持ち家世帯比率は低く、「住居水準充実度」では763位とワースト・レベルになっている。
「住みよさランキング2014」トップ50 から引用
ちなみに富山県でランクインしているのは13位の砺波が先頭で、富山は35位。金沢はランク外だ。
金沢
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