クリスマス。
2006年11月の記事一覧
心洗われる景色の数々が続いている折、興ざめかもしれませんが、先週の日曜日(11月19日)、群馬県民マラソンの10キロメートルの部門に参加したので、その時の様子を投稿します。
私は今年の4月から、前橋市に住んでいます。単身赴任です。
天候の状況は、曇り、気温6.9度、湿度41%と、まあまあのコンディション。
日曜日なのに6時に起きて、体調を整え、約4キロ離れた会場の陸上競技場に向け、8時に自転車で出発。8時40分までの受付になんとか間に合い、ゼッケンと参加賞の Tシャツを受け取り、陸上競技場のトラックで、軽く練習。この大会は、ハーフと10キロとリバーサイド(4.2195キロ)の3種目があり、合計約1万人がエントリー。付き添いの家族も含めると、かなりの人出。
これまでに数か所の大会に出ましたが、陸上競技場のトラックを使うのは初めて。ここで一つ目の嬉しい体験。
9時40分が10キロのスタートで、15分位前に短パン・半そでの姿になり、スタート地点に行くと、既に大勢のランナーが結集。先頭部分は「記録をねらう」というプラカードが出ていて、私よりかなり上のレベル。50メートル位後ろに「普通に走る」というプラカードがあったので、その辺がいいかなと思って行ってみると、「記録をねらう」の最後尾に人の疎らな部分があったので、そこに仲間入り。
スターターはゲストのアニマル浜口さん。人が多いので、ピストルが鳴ってから1分ちょっとあとに私がスタート地点を通過。折角なので、スタート地点通過後に浜口さんとハイタッチしてから走り出す。ここでちょっとロス。スタートから1キロ位までは、団子状態で走りにくい。「なんだ、俺より遅い人が随分前にいたんだな」と思いながら、人の間を縫うように走る。後ろから追い抜いていく人もいる。
ロードレースのいいいところは、交通規制された道路の道幅全体を使い、沿道の人の応援を聞きながら走れること。なかなかいいもんです。
レースは順調に進み、途中、7キロ地点で折り返しのの県庁前で、立ち止まって水を飲み(ここで10秒位のロス)、終盤へ。北に向かっているけど、風が吹いてないので走りやすい。ペースが落ちることなく陸上競技場へゴールイン。記録は自分の計測で51分19秒(完走証には52分24秒と印字)。これは自己最高。去年より11秒早い。「やったぞ」と思い、感激に浸る。走っている最中も、走った後も、とても満
足な一日でした。来年の大会が楽しみです。
昨日の富山は晴天、雲一つない青空に立山連峰が美しく、幸せな気分になれる一日でした。
30数年前には、私の住む蓮町の家の窓から、立山連峰が一望に眺めたのですが、今は運河の方まで出ないと見えません。
今、蓮町ニュータウンが広がる運河沿いに見た立山連峰の写真です(一枚目)
学校の近く、イタチ川の桜も葉を落とし枝のみ。桜並木の間から望む立山連峰です。(2枚目)
写真では、今ひとつ臨場感が伝わらないのが残念です。
秋になると紅葉を楽しみにしている場所がある。正面に見えるのは、兼六園広坂休憩館だ。
建物の名前に兼六園と付いているが、実際は兼六園にあるのではなくて、石川県立美術館の正面に向かって右手にある建物である。
この写真は、石川県立美術館の左手を建物の裏手をぐるっと回って、右手に出たところで撮影した。
落ち葉の上に、赤と黄色と緑とが織り成す世界は、絵画のようでもある。庭の苔も美しくて、足元を気にしながら苔と落ち葉の庭を歩いて、表にでる。
この写真は、やはり曇り空の時に撮った。今日は良い天気なので、きっと、これよりももっと綺麗に見えていることだろう。
私の勤める専攻科調理師養成課程では三回、極上の食事会があります。
この仕事に携わっての特権でしょうか!(もちろん費用は自己負担です) 大人が通う(高校卒以上)学校ということもあって、贅沢な学習を展開しています。一人ではなかなかこのような体験ができませんから。
一つめ、まず1年生で「フランス料理のテーブルマナー(お食事会)」研修があります。
二つ目は1年の2月、東京でホテルサービスやホテルでの食事等を体験します。
今年度は赤坂のホテルニューオオタニに宿泊し、中国料理のテーブルマナー研修をします。三つ目、2年生になると金沢の「つば甚」で日本料理(加賀料理)の食事会も体験します。もちろん事前に様々な食文化に関する学習を重ね知識を得て出かけます。
先日「レストラン小西」(北陸で初の仏料理・レストラン)へ行ってきました。
オーナーシェフは本校の講師であることから、格安の値段でオーソドックスな仏蘭西料理を提供してくださいました。
その料理を写真で紹介します。
?前菜(白海老のテリーヌ帆立入り・自家製スモークサーモン、南半球では今、旬のホワイトアスパラ:富山だからこそ味わえる逸品!最高に美味しかった)
?コンソメスープ(牛肉400gから時間をかけ、旨味を引き出した極上の味・香り。さめるとそのまま琥珀色のゼリーになる、R小西ご自慢スープ)
?魚料理:ジロール茸&トリフのソテーと富山湾の甘鯛のパイ包み、バターソースがけ、絶妙の取り合わせ、自家製パイ皮が香ばしくパリパリ!
?肉料理:鴨ステーキ季節の野菜添え=紫キャベツ・蕪・オクラ。
?デザート:洋なしの赤ワイン煮の下に自家製アイスクリームさらにその下にはアールグレイのシフォンケーキが敷いてあり、食べる直前、熱々のチョコレートソースがかけられる。甘さを控え、洋酒の香り豊かな大人のデザート。
最後にコーヒー。
ワインを飲みながら極上の料理を賞味する。まさに至福の時でした。
最近のレストランでは懐石風の仏蘭西料理を出すところが多くなりましたがレストラン小西では古典的な仏蘭西料理が出ます。料理サイズも仏蘭西人並み。
しかし、健康志向にあわせて穀類や野菜をたっぷり使用し、エコロジーの観点から、地産地消、旬の食材を使うようにしておられます。
富山の食材の素晴らしさに出会え、料理の奥深さに触れ、食の醍醐味を感じさせてもらえるのがレストラン小西です。
レストラン内ではピカソやシャガール、レジェといった20世紀を代表する絵画に囲まれ食事ができます。本物の絵画に本物の料理。これらの作品にひけをとらぬ素晴らしい料理にグラフィックデザイナー故田中一光氏、アーティスト三宅一生氏なども訪れたという素敵なレストランが富山にあるのです。
機会があったら、是非一度、シェフの料理を味わってください。
要予約。料理は1万円コースから1万5千円です。
最後の写真はピカソの絵が写っている店内です。
今、金沢の街を歩くと紅葉が綺麗である。 この写真は、石川県立美術館の隣にある藩老本多蔵品館側から、石川県立歴史博物館前の公園を見た所にあった紅葉を撮ったものだ。
紅葉を見るには晴れた日が良い。葉が日の光に透かされて、黄色や赤、緑の葉とのコントラストがなんとも美しい。
ところが、それをカメラに撮ると、なぜか葉が赤茶けた感じになったり、あの透明感がなく、暗く写ってしまうという経験はないだろうか。
紅葉をカメラで撮るときは、曇りの時が良いようだ。まるで晴れた時に見たような思いもかけない色で写る。この写真も曇りの時に撮った。
みなさんも、紅葉を曇り空の時に撮ってみてはどうだろうか。晴れた時の感動を写真にできるかも知れない。そして、その写真を送ってくれたら嬉しい。
ゆっくり時を語ろうよ。
イッテミア・ミッション「そこのベンチに座って」
私の友人が教員を辞め、50歳半ばにして新しい道を歩み始めました。
紹介します。
今、街並保存の取り組みが各地で起こっています。
ライトレール効果で岩瀬の街も最近、急速にその仲間入りをしていますが、友人は高岡の「木舟町」の旧家(旧呉服商)の2階で「画廊」を始めました。
高岡駅からまっすぐ片原町交差点をこえて、菓商「大野屋」本店を右に曲がると数軒、立派な家屋が立ち並んでいます。高岡の古き良き時代を物語っている一角です。
その一つ「山町茶屋」という和風喫茶店の2階に画廊を開いたのです。
数メート先には、赤煉瓦の「富山銀行」(?)の建物も見えます。
是非、保存してほしい町並みです。
お小遣いでも求められる価格の絵画や陶器、ガラス食器などを、純和風の6畳2間(畳敷きを床に張り替えてあります)に並べてあります。
素人くさい陳列が、暖かさを感じさせてくれ、ほのぼのとした空間になっています。
県内・国内の作家の作品のほか、少し値は張りますが、ミロやシャガール、アンディーウォホー、棟方志功など存在感のある作家の作品もあります。
1階の喫茶「山町茶屋」でコーヒーや軽食をいただいた後に、お客さんが上がってこられるそうです。
高岡を訪ねられた折、是非、立ち寄ってみてください。
この町並みを、小泉純一郎元総理も来県の折、視察したそうです。
これからも口コミで、彼女の画廊を応援したいと思っています。
よろしくお願いいたします。
ちなみに彼女は、私たちがよく知っている同期生の中学時代の同級生のはずです。よろしく!!