母が動脈瘤破裂で亡くなったのは平成7年である。母が救急車で運ばれ、息を引き取ったのが、富山赤十字病院。父からの電話で病院に駆けつけたが、丁度息を引き取ったところだった。
当時の富山赤十字病院は、東田地方町にあって、かなり古い病院といった印象が残っている。その日が雨だったからか、暗くなった雨の病院の玄関を思い出す。
現在の富山赤十字病院は、母が亡くなった次の年に、現在の牛島本町に新築開院している。ご覧の通り近代的な設備の整った大きな病院である。
カメラを構えると、当時のことが思い出され、少ししんみりとした気持ちになってシャッタを押した。今年は母の13回忌の年である。そして、父は今年、金沢赤十字病院で息を引き取った。
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