題記は「自由党・山本太郎議員」のIWJのインタビューでの発言だ。
今回の安倍晋三首相の国会解散で「希望の党」ができた。今現在「民進党が希望の党へ合流」と言われている。
野党が結束して選挙に望めば、独裁的に物事を決め、好き勝手に物事を進める安倍晋三政治を終わらせることができる。逆に野党がバラバラであれば、安倍晋三政治を止めることはできない。この理屈はわかる。
ただ、希望の党の小池氏の安全保障や憲法感、新自由主義経済といった政治の根幹部分の考え方は自民党の考え方に非常に近いし、独裁的手法は安倍晋三氏に勝るとも劣らないように思われる。
そんな中、週明けには民進党のリベラル派と言われる議員たちが新党を立ち上げるといった話もある。状況は混沌としている。
自由党の山本太郎議員はそういった状況認識の中での発言と思う。わたしの認識にも非常に近い。
わたしは、野党四党と市民連合がオリーブの木を作り、できれば統一名簿を作って、自公と戦う構図を期待していた。
しかし、実現の可能性は薄くなってきている。
ただ、投げやりになってはいけないと思う。野党四党と市民連合によってオリーブの木が形成されることを期待しながらも、結局は、「自公 VS 希望 VS 野党四党+市民連合」の構図になるのではないかと見ている。
そうなったときは、次のことを念頭に投票行動を決めていきたいと考えている。
(1) 一人区では、「希望」あるいは「野党四党+市民連合」自公に勝てそうな候補に投票
(2) 比例区は、「野党四党」のいずれかの党で票がまとまりそうな党。あるいは「希望」に投票
参考にIWJの記事を紹介する。
【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399141
金森
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