11月3日に母の33回忌と兄の7回忌を兼ねた法事があり帰省しました。
たまたま2日と4日の3日間会社を休めたので比較的ゆっくり目の帰省となりました。
最初は家内と娘を連れて3人の予定だったのですが、長男と次男一家(奥さんともすぐ1歳になる孫娘)とおそらく初めての一家全員そろっての富山帰省となりました。
法事の残後の日は快晴だったのですが、3日はあいにくの雨。息子たちは立山連峰を見ることを楽しみにしていたようですが、残念でした。
私は10月の初めに腰を痛めた腰がなかなか治らず心配していましたが、帰省中はうそのように痛みがなく快適そのもの。
さて、法事の翌日、快晴の4日。息子二人は仕事があるため3日の夕方に帰ってしまったため、よく4日ただまっすぐ帰ることも考えたのですが、家内と娘の3人でどこか観光でもと思ったのですが、富山は半日くらいで回れるところはあまりないし、山の方へ行く準備もしてきていなかったので、不本意ながら乗り換えの合間で、金沢の観光をすることに。
とはいうものの金沢は何があるの?ということになり、最近ようやく使い慣れてきたスマホで検索。妻と娘は、富山は別として、金沢を回ることはまずないと思うので、ベタではあるものの、東茶屋町と兼六園を軸に回ることに。個人的には金沢蓄音器館だけでいいと思っていたのですが、ここは我慢をして、まずはバスの1日フリー乗車券を購入し周遊バスを利用。東茶屋町でまずは下車。
やたらと和服姿の若い女性が目立つ。 ここでの収穫はつわぶきの花。以前野洲に住んでいたころ庭に植えていて好きな花の一つ。花が開いていなくて葉だけでもきれいだ。
次に向かったのは日本の三大庭園の一つと言われている兼六園。高校の遠足以来の兼六園だがここで思わぬハプニング。
雪つりの写真を撮って、靴ひもを結び直して顔を上げると目の前に大きな蜂。形からして熊蜂かスズメバチだが、どうも群れから外れたスズメバチのようだ。腰の心配がなければぜんそくで走るところだが、とにかく家内と娘に離れるよう手で合図。耳元で唸るような音は気になるものの、とにかくじっとしているに限るとかがんで動かずに約1分。近くの人が「もう行きましたよ」と声をかけてくれて一安心。
あまり長居もしたくない雰囲気でしたが、とりあえず日本最古と言われている珍しい噴水を見てから昼食をとり隣の金沢城へ。金沢城は期待していたのですが、天守閣もなくただ広いだけの公園という感じ。
唯一の収穫はリンドウ(だと思う)を見つけたこと。もう少し時間があれば美術館を見に行きたかったが今回は残念ながらここまで。以上、非常に珍しい妻と娘を連れての珍観光道中の顛末でした。
来年はなんとか日を捜して娘と岩瀬の祭りと黒4ダムを見に行きたいと思っています。
因みに妻は翌日から風邪で寝込んでしまいました。
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広田知紀
この日の思い出 紅葉の頃 京都大原三千院 Nov. 13, 2011
金森
この日の思い出 2011年11月13日 宿坊 浄蓮華院 京都大原
金森
「私は泣いています」で知られるシンガー・ソングライターで女優、りりィ(本名・鎌田小恵子=かまた・さえこ)さんが11日、肺がんのため死去した。64歳。
金森
晩秋 飛騨白川郷の紅葉 Nov. 10, 2012
晩秋 越中五箇山菅沼集落の紅葉 Nov. 10, 2012
晩秋 越中五箇山相倉集落の紅葉 Nov. 10, 2012
金森
牛窓の「ホテルイルマーレ牛窓」で昼飯を食いそびれた。調べてきていた蕎麦屋に電話したところ、すでに蕎麦は無くなったとのことだ。牛窓の日曜日をあまく見すぎていた。
昼食のあてもなく、国道2号線を倉敷へと車を走らせる。
隣に座っていた妻が突然「8番らーめんがある」と。
「8番らーめん」は、金沢に本社があるハチバンが展開しているラーメンチェーン店で、石川、福井、富山(北陸)のソウルフード、他の地域には無いもと思い込んでいた。家に帰って調べてみたら、確かに岡山、京都にも店がある。
実はわたしはハチバンの株主様だ。株主優待券で野菜らーめんを食べることができた。しかし、岡山にきてまで8番らーめんを食べなくてもよいだろうと思い車を走らせた。
たた、情けないことに結局のところ、昼飯はマクドナルド倉敷バイパス店で株主優待券でテキサスバーガーとなってしまった。
8番らーめん 岡山県店舗情報
http://www.hachiban.jp/shop/okayama/
金森
・組織従属主義の打破。
日本の教育を悪くした一つの原因は、一つの組織へ入る事を極めて重視する文化、つまり入口文化である。入学式が大事にされ、落第なしに卒業できる学校、入学試験に合格してしまえば卒業できる大学、就職試験を突破出来れば定年までいられる企業。その典型が入学試験である。
こうした入口文化が顕著になったのは、昭和四〇年頃からである。
一つの組織に入って、そこで人生を終える。
従って、組織の運命と自分の運命を一緒にしてしまう。
組織と個人の運命が背反する時は、他を犠牲にして組織の命運に賭ける。
日本の教育を変えるには、こういう組織従属主義を打破しないとならない。
・一幕二場の人生シナリオ
今の日本が豊かといわれながら、閉塞感が漲っているのは、今の子供達、あるいはその若い親達の考えている人生のシナリオが一幕二場の貧寒なものだからである。
生まれてから二二歳までは学校という組織、これが第一場で、ここでは教え込まれ、詰め込まれ、それを我慢して身に着ける。ここで苦労したら、人生の第二場であるどこかの組織に入って、幸せになれると信じて、他人より一点でも二点でも上に上がろうとする。
幸せな二場を過ごすには、大企業あるいは安定した企業に入る事である。
そのためには、良い大学に入らないと入社試験の機会すら与えられない。
そのためには良い高校、有名私立中学にはいらなければならないという風潮が四〇年代、五〇年代に一挙に広がり、人生一幕二場のシナリオが日本中を覆い尽くした。
子供たちもそれを知っていて、第一場はそんなものかと思ってきたが、少しでも個性があり、志のある子供は、何故そんなドラマをしなければならないかを考える。
まして、幸せな第二場を保障する筈の大企業も銀行も倒産し、大蔵省も叩かれる時代に入ると、何のために第一場で苦労するのか判らなくなってくる。
だから、根性のある子供ほど、学校という組織を嫌いはじめてきた。ところがおとな達は、組織を離れてはダメだと頑張っているのが現在である。
桜井修・元三井住友信託銀行社長 著
(出典『昭和と映画と人生と』春吉書房、ただし定価25000円)
金森
五箇山で買ってきた赤かぶを甘酢漬けにした。いい色に漬かってきた。美味しく漬かっている。今年の甘酢漬けは期待できる。
茎を浅漬けにして添えた。
金森