近江町市場で赤いかを買ってきて、造りと生姜焼きにした。能登ぐりで栗ごはんにした。近江町市場には観光客も多く賑わっていた。
私が云う「地産地消経済」とは、地元の人が地元で消費するという閉鎖的な経済のことではない。
「大きな商業施設に商品を運び、そこで売る」という薄利多売、価格競争の商売ではなく、「欲しい人が生産地に出向く」ビジネスモデルを指す。モノではなく人が動く。そのために障害となるものを取り除くことだと考えている。ITを活用して、生産地と消費地の地理的隔たりを無くしていくことにある。
ゴルフクラブにしろシューズにしろ何処で買っても同じものは、近くの大型商業施設で試打するなり試着はするが、実際に買うのはアマゾンだったりする。家電製品もそうだし、カメラやスマホ、パソコンだってそうだ。
わたしはナッツが好きだ。アーモンドやクルミなどは四国の店で買う。コーヒ豆は鳥取の店で買う。ただ、地元の店でしか手に入らないモノやサービスは、その店に買いに行く。
音楽や映画にしてもそうだろう。少し前までは、ツタヤに借りに行っていたが、いまやHuluやアマゾン・プライムを利用する。それも楽曲や映画をダウンロードするのではなく、Wifiなどの通信環境を利用する。
これからは、単に安いだけを売りにしている大型商業施設は消えてなくなっていくだろう。
だから、話は飛ぶが、高速道路料金を無料にして人の行き来を活発にする政策が必要になってくる。のと里山海道の無料化の経済効果は大きい。のと里山海道を利用すると実感するはずだ。
金森
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