滋賀の三井寺を出て、京都南禅寺の宿坊、南禅会館に着いたのが午前11時半頃だった。南禅会館には素泊まりで予約している。チェックイン前ではあるが、車は無料で駐車して置ける。
神宮通にあるうどん屋で昼飯にしようと思っていたので、仁王門通を岡崎疏水沿いに歩いた。川面に映る満開の桜が綺麗だったが、腹が減っては戦はできぬということで、目当てのうどん屋へと急いだ。ところが、うどん屋には既に長蛇の列が出来ており、そうとう待たねばならない。待つの耐えれないので次の店を探すことにした。
どこをどう歩いたか、東大路通を八坂神社方向へと歩いて知恩院の参道華頂道と交差する辺りで、吉祥菓寮を目にした。店の名前からしてお菓子屋のようだが、ランチもあるとあった。並んでいる人もいなかったので、ここでランチにした。京都らしいもと思い「とろ湯葉とちりめん山椒のだし茶漬け」を注文した。
腹ごしらえの後、岡崎疏水沿いに桜を楽しみ、インクラインを歩いて南禅寺の奥にある鐘楼に出て、南禅寺の三門へと桜を愛でながら歩いた。
とろ湯葉とちりめん山椒のだし茶漬け 吉祥菓寮 祗園本店
金森
海津大崎の桜を楽しんで湖西道路を大津へと向かう。7時半頃、高島にある白鬚神社で休憩とした。沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居を浮かべることから、「近江の厳島」とも呼ばれている。
白鬚神社を出て、大津の三井寺に着いたのが8時半頃だった。
三井寺は、正式には「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山です。平安時代、第五代天台座主・智証大師円珍和尚の卓越した個性によって天台別院として中興され、以来一千百余年にわたってその教法を今日に伝えてきました。 古い歴史と文化、多くの文化財や伝説の残る三井寺をご案内します。(三井寺のHPから引用)
朝が早かったので、駐車場にも車は少なかった。しかし、三井寺を出る頃には広い駐車場も満杯となっていた。
広い境内は桜が咲き誇っていた。
金森
朝の6時過ぎには滋賀マキノ町で清水の桜のある墓地に着いた。
「清水の桜」は樹齢300年を越えるエドヒガンザクラで、高さ16メートル、幹の周辺6.4mと滋賀県内最大級を誇り、県の自然記念物に指定されている。
作家・水上勉の小説『櫻守』でも描かれている桜の木だ。朝が早かったが、自伝車で訪れる人がチラホラいた。
清水の桜から10分もあれば、「海津大崎の桜並木」に着ける。昼ともなれば、交通規制で長い渋滞になるが、朝が早かったので殆ど人はいなかった。
金森
フォトギャラリーというホームページを作ったので紹介します。
長岡御廟を出て神通川の上流方向に走る。進行方向五福辺り左手に「富山県水墨美術館」がある。
休日ということもあって、駐車場は満車だったが、幸いにも一台の車が駐車場を出るところだった。
入館しても、展示室に入らなければ、館内は無料で見て回れる。展示品はいずれ見学しようと思ってはいるのだが、未だ鑑賞していない。美術館の前庭を歩いたり、館内のベンチに座って庭越しに立山連峰を眺めたりしている。そういえば、庭にある桜がそろそろ見頃ではないだろうか。
2.設置目的
日本特有の風土と永い伝統の中ではぐくまれた水墨画などの特色のある日本文化の美を広く紹介し、県民の教養の向上と文化の発展に寄与する。
3.基本的理念・性格
(1)日本文化の美を具現化する美術館
水墨画などを鑑賞する「場」とされてきた床の間など日本家屋の特徴的な生活空間を整備し、作品をその空間の中に展示することより、失われつつある日本文化の美を再認識するのにふさわしい美術館とする。
(2)美術文化交流の場としての美術館
県民と芸術家の美術文化交流の場として、また、富山県と国内外の地域との交流の場として活用することができる美術館とする。
(3)自然と一体化した和風の美術館
静かな自然に囲まれた環境のもと、県民をはじめ、国内外の人がくつろぎとやすらぎを得られ、日本文化の精髄を感じ取ることができる和風の美術館とする。
(4)県民に愛され親しまれる美術館
県民がいつでも、積極的に利用し、鑑賞できる場とし、県民の自発的な文化活動にインパクトを与えることにより、県民の生活や文化の向上を図る美術館とする。
(5)日本文化の特質を世界に発信する美術館
屏風、襖絵、軸、巻物など長い伝統の中で育まれてきた日本文化の美を有する作品の展示・調査研究活動を行うことにより、日本文化の特質を国内外に広く発信し、美術文化交流のネットワーク化を図る、世界に開かれた美術館とする。(富山県水墨美術館HPから転載)
富山県水墨美術館 富山五福
金森