義母は兼六園近くの病院に入院している。お世話になっていた野々市にあるグループホームからこの病院に移った。病状が回復したのでグループホームへ戻るといった話も進んでいた。しかし、認知症で食事の取り方(スプーンの使い方などなど)も分からなくなっていることからグループホームで生活するのは無理と判断されて、今の病院にお世話になっている。
今では絶飲食となり、首筋から高カロリー輸液を点滴しているが、病状は落ち着いている。そろそろ入院して三ヶ月になる。
そんな折、病院から転院を促されている。入院加療の目安は三ヶ月と国から指導されているそうである。
そんなわけで、今入院している病院のソーシャルワーカーから転院先の病院の紹介を受けながら、義母の転院先を探している。今日も紹介された病院に行って話を聞いてきた。明日も次の病院を訪問する。多分、多少待つことになるだろうけど、そう遠くない時期にいずれかの病院に転院できるだろうと思う。
妻と病院を回りながら「わたし達が義母と同じような状態になった時、受け入れてくれる病院なり施設はあるだろうか。新自由主義アベノミクスでかなり悲惨な状況になっているのではないだろうか」と、どちらからともなくボソリとつぶやいていた。
金森
コメントする