グループホームは、精神病患者向けにイギリスで提唱されたのが始まりで、日本では2000年に介護保険の一つの制度として制定されている。介護保険制度では、グループホームといえば認知症高齢者型を指す。
グループホームは認知症の高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるようにといった目的があり、グループホームは立地している市町村以外からは入居できない仕組みになっているようだ。グループホームへの入居条件は、要介護認定に加え、認知症と認められること(医師の診断書)が入居条件の一つになっている。
義母が入所したのがこの介護保険制度の介護サービス給付が利用できる民間の企業が運営するグループホームであり、看取りまで面倒を見てくれる。
入所後、週に一度は様子を見に行っていたが、三週間目に入る頃、施設の所長さんから電話があった。グループホームでの生活環境になかなか馴染めないようで、黙って施設の外に出て徘徊していたとのことだ。ついては落ち着くまでしばらくの間、様子を見に来るのは控えた方が良い。近日中に入居者で片山津温泉に温泉旅行に行く。旅行が終わった後に様子を知らせるとの事だった。
所長さんの話では、入所の初期にはよくあることのようだ。義母も早く今の生活に馴染んでくれるよう願っている。
金森
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