今日仕事で富山に出た。お昼少し前に仕事も片付いたので、懐かしい場所を散歩した。
お昼までに少し時間があったので、護国神社に寄った。入口で工事をしていたので、中も工事をしているのかと心配したが、入口だけの工事だったようだ。私の前後にも人がお参りに来ていた。
まずは昼食を食べようと、昔から「柳の下」と言われて親しまれてきたワンタンメンが美味しい「末弘軒」に向かった。昼時ということもあってか、入れ替わり立ち代り人が入ってきて、相変わらず繁盛しているようだった。
定番の「ワンタンメン」を注文した。細めんのシコシコ感と、とろけるワンタンのバランスが絶妙。スープは透明で煮干の香りがして優しいスープだ。もちろん、スープは全部飲み干した。
末弘軒のワンタンメンを食べながら、大喜の中華そばを思い出していた。実は、先週大喜で中華そばを食べたのだ。大喜の中華そばは最近「富山ブラック」と呼ばれているようである。あの濃厚なスープは、末弘軒のスープの対極にあるようなスープで、これもまた後引く味で、好きなラーメンである。
末弘軒を出て、チェリオに向かった。みんなともよく行った喫茶店である。前あった場所と少し変わっているように思えたが、中にあった椅子やテーブルは、昔のまんまのように思えた。おまけに、来ているお客さんも、あの時のまんまで年を重ねてきたといった感じで、やたら懐かしく思えてきた。いまにも、みんなが「よっ。」と言って出てくるのではという錯覚すら覚えた。
チェリオで少し休んだ後、思い立って日枝神社へと向かった。みんなで初詣にきた記憶が蘇ってくる。いろんなことを思い出しながらお参りした。日枝神社では、社殿でみこさんが神楽で舞っていたようだ。そう言えば護国神社でも太鼓を打つ音が聞こえていた。今日はなにか特別の日なのかも知れない。
日枝神社を出て、総曲川通りに戻るときに、鈴木亭に寄ってお土産に「木目羊羹」を一本買った。写真を撮らせてくれとお願いしたら、ケースから羊羹を出してくれた。妻の実家が近いということもあって、ここの羊羹はよく食べたものだ。
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