被爆テーマに平和問う(2008.1.4北日本新聞掲載より参考に)
アメリカ制作「ヒロシマナガサキ」13日富山で上映される。
その昔、我々が若かった頃、総曲輪の真ん中あたりに「仲店」と確か「宝劇場?」があったと思う。
現在は、入居数のきわめて少ない「フォルツァ総曲輪」がある。そのビルにかつては映画館がいくつか入っていたが、現在NGOやNPO法人が映画の自主上映をやっている。
なかなか骨太の映画上映を細々と続けていて、今回、上記企画を予定しているようだ。
「ヒロシマナガサキ」は被爆者の証言で構成された、スティーブン・オカザキ監督のドキメンタリー。
2007年アカデミー賞ドキメンタリ映画に輝いた作品。25年間かけて制作した渾身の映画と評され、証言と貴重な資料を基にヒロシマナガサキの真実を余すことなく描くことに成功した作品と紹介されている。
アメリカ制作というところ、今、日本人も忘れかけている核の脅威等、見所ではないでしょうか?
日系何世かわかりませんが、アメリカ在住の監督描く、この映画を是非鑑賞したいもの・・・・・・・
上映日時は、1月13日(日曜日)
(1) 午前11時 (2) 午後1時 (3) 午後3時
前売りチケット1000円、当日チケットは1200円、高校生以下は無料・・・・
是非、総曲輪の活性化、新しい取り組みを支え、平和を考える2008年の最初の一歩としたいなあと思っている。
ちなみに、この企画を推進している室伏昌子さんは私の知己。よろしく!。
(潤)
----追記(世話人)
ところで、戦争と平和を考えるという意味では、先に私が紹介した「味噌っかす」も、ぜひご一読いただければと思う。派手ではないが、戦争の中で生きた若者達ちが、なにを考え育ったきたかを垣間見ることができる大変に興味深く、考えさせられる小説と思う。
Comments [2]
No.1群馬の地から(知)さん
この手の映画が地方都市で見ることができるのは、とても結構なことだと思います。私の住んでいるM市で上映される機会があれば、是非、見てみたいと思います。ところで、「宝劇場」に?が付いていましたが、仲見世の奥にあったのは、「帝国館」じゃなかったかな。高校1年の時に「HELP!」を見に行った覚えがあります。「たから劇場」は、中央通の中田書店の向かい側にあった映画館だったと思う。「007サンーダーボール作戦」「007は二度死ぬ」「荒野の用心棒」などを見に行った覚えがあります。ところで、年末に、「007サンーダーボール作戦」と「女王陛下の007」のDVDを買って、年明けからずっと見てます。あのころのボンドはよかったなぁ。
No.2匿名さん
宝劇場ではないことを、思い出しました。本当!!「帝国館」でしたね。
「ヒロシマナガサキ」の上映後、交流会がありました。いろいろな意見が出ました。「1975年、20歳のとき、初めて広島を訪れ、衝撃でした。私の原点です」(同世代として共感!!)、「この映画は投下の責任を一度も問いかけていない。米国側から制作された映画であるゆえか、甘チョロイ!!」という厳しい発言もありました。(戦前世代の方)、日本の中で「1945.8.6」が歴史上、なんの日であるか知らない若者達がいるという今日、こうした取り組みがあちこちで行われることは大切なことと思います。若い人がこのような映画に出会うきっかけ作りがまず必要ですね。(難しい!!)原爆を手にした人類・地球は、私たちがいなくなるであろう世紀には、どのような状態になっているのでしょうか?どのような歴史認識を人類は持つのでしょうか?被爆者が高齢に達した今、直にその声を聞いた者の責任は重いと思いつつ(修学旅行で何度もお会いし聞いた一人です)、日常に埋没しています。
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