6日木曜日、舘田くんが富山からやってきた。舘田くんからの「かに面が食べたい」とのリクエストもあって、香林坊の「おでんよし坊」でミニ例会となった。
「よし坊」の名物は香箱カニを具にした「かに面」だ。いろんなお店で「かに面」を出しているが、「よし坊」のかに面は、おでんのだし汁と蟹身や内子、外子のバランスも絶妙で逸品だ。ただし、香箱カニは年明けには禁漁になる。香箱カニのかに面が食べれるのは11月と12月の二か月間だけだ。
ところで、
友人は富山に帰らないと行けないこともあって、開店一番でよし坊に行った。開店一番で行ったのは初めてだ。
店の前に大阪からの観光客らしき人たちが戸が開くのを待っていた。常連かなどと話しかけてきた。適当に答えていたが、席がカウンターで隣になった。席についても、いろいろと話しかけてくる。
どうも金沢で二泊するらしい。連れの人に地酒はこれが美味いとか、金沢おでんはこうだとか、ダイコンは源助大根が美味しく加賀野菜だとか、私が注文した酒が美味そうだ。などなと、いろいろと講釈をたれている。煩わしいこと半端ない。一切無視して口を利かなかった。
以前、奥さんが常連さんが減ったと寂しそうに言っていたのを思い出した。
もちろん、よし坊のおでん「かに面」は逸品なのには変わりない。