わたしは、9月になれば、アベノミクスの破綻が顕著になって国民生活に襲いかかってくると予想している。
ロイターの記事にあるブラックスワンは、<2つ目のリスク>と<6つ目はアベノリスク>のあわせ技ではないかと見ている。
以下引用
<2つ目のリスク、FRB資産圧縮で米ローン延滞率急増>
2番目は、米連邦準備理事会(FRB)の資産圧縮が今年9月から始まり、予想を超えて米長期金利や超長期ゾーンの金利が上がり始めるケース。
教育ローンや自動車ローンの延滞率が上がり出し、信用度の低いジャンク債の価格が急落し始め、米金融市場に借り手の信用度への警戒感が台頭し、リーマンショックの再来の前兆かという不安心理が広がり出すというシナリオだ。
1番目の政治的なリスクと「合わせ技」になった場合、想定外のショック発生のリスクが高まりかねいないだろう。
<6つ目はアベノリスク>
最後のテールリスクは、日本の政局。1強の安倍晋三政権が支持率低下で動揺した場合、アベノミクス相場を支えてきた海外勢がまとまった規模で日本株売りに転じると、日本発の「ショック」が発生する可能性がある。
海外勢は、この4年間で日本株を約12兆円買い越している。この「氷山」が動き出すと市場インパクトは拡大することになるだろう。
実際、一部の海外勢は、最近の日本の政局動向に対する関心度合いを高めているという。