来る10日は参議院選挙投票日である。しかし、家にいてもいつもの選挙のように選挙カーから立候補者名を連呼するけたたましい声を耳にすることはない。至って静かなものだ。また、NHKを始めとして大手メディアは参議院選挙に関する報道を控えているようで、テレビニュースでも参院選についての報道は少ない。
安倍晋三自民党のマスコミへの圧力が功を奏しているのだろう。民放の経営はスポンサー収入で成り立っている。自民党に不都合な内容の番組があれば、ネトサポ(自民党ネットサポータークラブ)を使ってスポンサーに電凸を掛けるという話も聞く。もちろん、安倍晋三は、放送法のように新しい判断(解釈)で正当化した法律をチラつかせて局幹部に脅しを掛けることも知られている。マスコミに働く人の面倒なことは避けたいという心理が、安倍晋三自民党のいうことを忖度させているのだろう。
安倍晋三自民党は、「国民主権で立憲主義」の日本国憲法を、条文の主語と述語を入れ替えて「国家主権で全体主義」の憲法に変えようとしている。安倍晋三自民党は今回の参院選で、公明党や改憲補完勢力のおおさか維新の会を加え議席が2/3になれば、数の力で憲法を骨抜きにしながら改憲へと進むのは明らかだ。
そんな中にあって、この安倍晋三自民党の動きを阻止しようと若者たちに新しい動きがある。大きなうねりになりつつある。前回の参院選の投票率は52.6%だった。投票に行かなかった48%の人たちに投票してくれと訴えている。
マスコミはほとんど報道しない若者たちの動きの一つを紹介する。少し長い動画もあるが、ぜひ見てもらいたい。
金森