篠田の花火

私は28の時に滋賀県に引っ越しもう38年も滋賀県に住んでいます。滋賀県はテレビ番組などを見ているとかなりマイナーな県ですが、東から京都に入るときは必ず通る地域なので歴史的にはかなり重要なのではないかと勝手に思っています。寺院の総数は愛知県、兵庫県、愛知県に次いで全国第4位ですが、人口10万人で行くと全国1位

それだけに催事も多く私はまだ全部知っているわけではありませんが、奇祭と言えるものもいくつか残っているようです。

その中から今回は自宅から徒歩5分のところにある篠田神社で毎年5月4日に行われる「篠田の花火」を紹介してみようと思います。

篠田の花火

近江八幡市に住んで28年目になる。近江八幡市は近江商人発祥の地としても知られるが、やたらと祭りが多い。大小合わせると20近くはあるのではと思う。我が家の近くでも毎年5月4日に行われる「篠田の花火」は結構歴史があるが、今年も3連休の中日5月4日に「篠田の花火」が例年通り行われた。篠田神社は我が家から直線距離で約400m、徒歩5分くらいの至近距離だが、最近は人が多すぎてなかなか見に行く機会がない。最近ではいつも翌日の早朝に焼け跡を見に行くことが多い。

「篠田の花火」は国選択無形民俗文化財に選択されていて、3月に行われる「左義長まつり」、4月に行われる「八幡まつり」とともに「近江八幡の火まつり」のひとつとなっていて、700年以上の歴史を持っている。特徴は直前の比較的小さい仕掛け花火からナイアガラ花火に続く全国的に見て非常に珍しいロケット花火(と思う)で点火される仕掛け花火で、狭い境内は一時火花、炎、煙に包まれる。特に最後の仕掛け花火は、点火直後失敗したのかと思った瞬間に爆発音とともに回転する花火の迫力と爆音に圧倒される。回転花火が終わった後しばらくは静寂、またも失敗したかと思ったころ青紫色の絵が浮かび上がる。この絵柄は毎年変わりわずか数分しか続かないが、一時幻想的な気分にさせてくれる。この仕掛け花火の後、境内中央に立てられている大松明に点火される。この後も神事は続くのだが、ほとんどの観客(と言っていいのかどうかわからないが)は帰る。

実は今年も直前まで見に行くつもりだったが断念してしまったので、本日早朝散歩がてら写真を撮ってきた。かなりマイナーな祭りで観光目的でもないため情報は少ないがYOU TUBEで動画がいくつか見ることができるのでリンクを貼っておく。

2014年

2015年

その他

近江祭百選 篠田の花火
http://www.eonet.ne.jp/~oumimatsuri/504sinoda.html

篠田の花火(広田)
http://www.ofours.com/higashi5/docs
/%E7%AF%A0%E7%94%B0%E3%81%AE%E8%8A%B1%E7%81%AB
/%E7%AF%A0%E7%94%B0%E3%81%AE%E8%8A%B1%E7%81%AB.htm

広田

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このページは、ofoursが2016年5月 5日 17:05に書いた記事です。

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