携帯電話やスマホがインターネットに接続するにはWifiとデータ通信といった二種類の方法がある。
Wifiとは無線LANの一つの規格だ。携帯電話の基地局のような機能を持った家庭内などに設置するルーターに無線で接続する通信形態のことである。
データ通信とは、携帯電話が基地局に電話して、電話回線を使ってデーターをやり取りする通信形態と言う意味で使われることが多い。
Wifiとデータ通信の双方とも無線でデータをやり取りするのだが、大きな違いは電話回線を使うか使わないかにあると言える。
最近では無線LANの設備も安価になったことから、家庭でも無線LANでパソコンをインターネットに接続して利用することが一般的になってきている。
さて、先に書いた記事で、スマホで通信費が多く掛るのはインターネットに接続してメールなどの情報をやり取りすることだと話した。すなわち、電話回線を使ってデーターをやり取りするから通話料(通信料)が多くなると言うわけだ。
Wifiでもデータ通信でもインターネットに接続することに変わりないのなら、通信料が無料のwifiでインターネットに接続して、メール等のデーターをやり取りすればよいということになる。家では、データ通信を使わず、自宅の無線LAN(wifi)に接続すれば無料で済む。
一方、最近では、無料で無線LANに接続できるwifiスポットを提供するセブン-イレブンやローソンといったコンピニ、駅や空港などの公共施設、レストランや飲食店、商店街などが多くなってきている。レストランなど、お客さんがwifiでスマホをネットに繋いで、お店のことをつぶやいてくれれば、お店の宣伝にもなる。そんな思惑もあって無料wifiスポットを提供する店も増えてきている。
そもそも、メールが着信したことを歩きながら知る必要もないだろうし、歩きながらメールを打つ必要もないだろう。そんな急ぎの用がある時は電話すればいい。
メールなどは、こちら(受信者)の都合に合わせて、インターネットに接続して、メールを取り出せばいいし、必要ならメールすればいい。それも、コンビニや喫茶店、レストランなどでwifiに接続すれば、通信料は無料で済む。
そして最近では、OCNなど、SIMカードだけを提供している会社は、利用するデータ通信量に合わせた細かな料金プランを提供している。歩きながら、電車やバスの車中で、オンラインゲームをしたり、動画を鑑賞しないのであれば、最低料金(データ通信料)が最低(月額400円とか900円)でことが足りるだろう。後は自宅や無料wifiスポットを使えばいい。ただ、スマホで、wifiを使うとか、データ通信を使うといった切り替えを手動でする一手間はいる。しかし、操作を知ってしまえば大した手間ではない。
蛇足だけど、今回のテーマとは少し離れる。家のかみさんはガラケーを使ってる。メールやインターネットは自宅のパソコンで。ガラケーではSMS。月額1000円分の無料通話料が付いていて、月額利用料69円(なにかのキャンペーンで契約したようだ)。これにはかなわない。
金森