このわたいくら丼

ナマコの腸(はらわた)の塩辛が「このわた」。卵巣を「くちこ」。「くちこ」は干すときに水滴が早く落ちるように先端を指でまとめるためので、仕上がりは三味線のばちのうな平いい三角形状となる。「ばちこ」とも呼ばれる。一枚作るのに十数キロのナマコが必要のようで、一枚5000円はする。

一方、「このわた」は、尾張徳川家が師崎のこのわたを徳川将軍家に献上したことで知られ、ウニ、からすみ(ボラの卵巣)と並んで日本三大珍味の一つと言われている。

能登の和倉温泉への入り口、セブン-イレブンの隣に、マナコの専門店「なまこや」がある。隣がまなこやがやっている食事処「海ごちそう」だ。

お昼に「海ごちそう」で「このわたいくら丼」を食べるのが、能登に来た時の楽しみの一つにもなっている。ちなみに、「このわたいらくら丼」は1350円。珍味丼としてはお得価格と思う。

日本三大珍味のこのわたが入った「このわたいくらの丼」 ここでしか食べられない逸品 能登珍味なまこやがやっている海ごちそう 能登和倉温泉

金森

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このページは、ofoursが2015年7月29日 07:00に書いた記事です。

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