北陸新幹線開業でちょっと心配なこと

来る3月の北陸新幹線開業は楽しみだ。

全国から新幹線に乗ってたくさんの人達が、金沢に訪れてくれるだろう。ぜひ、兼六園などの名勝地や加賀料理など、金沢を始めとして、能登や富山など北陸地方を楽しんでもらえると嬉しい。

でも、ちょっとだけ心配なことがある。と、言うのも・・・

昨年末の兼六園のライトアップ時に思いもかけない光景に出会った。兼六園といえば「徽軫灯籠」が有名で、その灯籠の前で記念写真を撮る人達が多い。多いと言っても普段休日のときでも、灯籠の前の石橋を渡るのに多少の順番待ちがある程度である。

紅葉と雪吊りの唐崎松 兼六園 金沢

その日は、ライトアップされた徽軫灯籠を撮ろうと思った。徽軫灯籠付近に近づくと、「ここが最後」という行列の最後尾を示す看板を持つ人がいて、徽軫灯籠に行く人達を行列の後部へ誘導していた。行列の進みは止まることなく、ゆっくりゆっくりと進んでいる。多分、徽軫灯籠をバックに記念写真などは撮らせてもらえないだろう。目に焼き付けてゆっくりと進むのが精一杯のように思えた。

雪の徽軫灯籠(ことじとうろう) 兼六園 金沢

また、この時間であれば、客は少ないだろうと高をくくって入ったよく行くおでん屋、戸を開けたら、カウンターはほぼ満席でやっと座れた。他の客はどうも観光客のようだった。

金沢はコンパクトな街だ。金沢を訪れる人が多くなると、こういったことになるのだろう。覚悟しておかなくてはと・・・

金森

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この記事について

このページは、ofoursが2015年1月14日 07:00に書いた記事です。

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