金沢の尾山神社近くに高岡町がある。高岡町は「越中高岡に隠居していた二代藩主前田利長が、家臣を高岡からかえし、この地に住まわせたため、この名がついた。」(金沢市ホームページから引用)とのことだ。そんなこともあってか、金沢と高岡は文化的にも嗜好的にも似たところがあると感じることがある。それに高岡の人の「街へ行く」は、富山ではなく金沢に行くことだと聞いたことがある。
のと里山海道で羽咋のなぎさドライブウェイから国道415号で氷見、高岡に寄って帰るとか、七尾から国道470号(七尾氷見道路)で富山湾に出るといったコースでドライブすることがある。冬の寒くて晴れた日に氷見や高岡雨晴海岸から見る富山湾越しの立山連峰は絶景である。
下は義経が弁慶たちと雨宿りしたという義経雨晴の岩から女岩を撮った。晴れていれば女岩の背景に立山連峰が見えるはずなのだが、撮影した日はあいにくの曇り空で見ることができなかった。