加賀棒茶

友人を尋ねるのときの手土産に何を持って行こうかと考えていた。金沢には日本三大銘菓の一つ森八の長生殿など老舗和菓子屋のお菓子が沢山ある。これら和菓子の中からとも思ったが、友人は最近、甘いものは控えるようにしていると聞いていた。かと言って糠漬けなどのしょっぱいものも良くないだろう。そうこう考えながら思い付いだのが「加賀棒茶」だ。加賀棒茶と言えば丸八製茶場の献上加賀棒茶がよく知られている。


丸八の創業は文久三年(1863)、加賀藩前田家の製茶奨励政策による打越茶園の歴史とともに歩んできました。丸八の商号は、初代 丸谷八左衛門に由来するものですが、今日の丸八の特徴は「献上加賀棒茶」に集約されています。

それは、昭和58年(1983)、昭和天皇に献上させていただいた「茎のほうじ茶」です。一番摘みの上質の茎を使用し、それを浅く炒りあげ、芳ばしさと澄みきった味をもとめて、独自の製法で仕上げました。(丸八製茶場のHPから転載)


丸八製茶場の本社/工場は加賀市動橋にあるのだが、ひがし茶屋街の端で茶房一茶をやっており、ここでも献上加賀棒茶を売っている。下のひがし茶屋街の写真で右端の暖簾が掛かっているいるのが茶房一笑。

一笑で手土産にする献上加賀棒茶を包装してくれるのをカウンターで待った。

ちなみに、「長岡大和屋・越の雪」「金沢森八・長生殿」「松江風流堂・山川」を日本三大銘菓と言っているようだ。

金森

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このページは、ofoursが2014年3月31日 07:00に書いた記事です。

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