金沢には「ハントンライス」というB級グルメがある。
ウィキペディアには次のように解説されている。
1960年代後半、当時「ジャーマンベーカリー」の社長を務めていた山下昇が、金沢の中心地である片町にレストラン「ジャーマンベーカリーグリル」を出店する際、洋食部門のシェフたちと知恵を絞って考案したのが「ハントンライス」だった。
一般的には、「ハンガリーのハンと、フランス語でマグロを意味するトンをあわせた造語である」と言われている。
ハントンライスのもととなった料理は、「スクランブルエッグの上に魚のフライを乗せ、ケチャップを少しかけたもの」とされている。関係者の間ではハンガリーの家庭料理として知られているが、実はこの料理はハンガリーには存在しない。
そんな中で香林坊にある「洋食オーツカ」のハントンライスが元祖の流れのハントンライスということなっているようだ。
ただ、金沢地場の食堂でハントンライスをメニューに入れている食堂は結構ある。洋食オーツカの専売特許というわけでもない。
いろんな食堂のハントンライスを味わって、自分好みのハントンライスを(機会があったら)見付けて貰えれば嬉しい。
下の写真、上から「洋食オーツカ 片町」「欧風居酒屋ビストロ・シャレ 南町」「香林坊大和の食堂 香林坊」「小梅 寺町」「フルオブビーンズ 里見町」のハントンライス。
金森