大乗寺坂と鈴木大拙館

幕政時代の金沢城の百間堀は今は埋め立てられて百間堀通りとなって、日本道100選のひとつにもなっている。この百間堀通りの広坂交差点で石浦神社と兼六園の真弓坂に挟まれた坂が広坂だ。この広坂を上ると右手に石川県立美術館がある。美術館を超えた隣が赤レンガ作りの民俗資料館で、ここを通り越して少し歩くと右に折れる小径がありる。小径の先が大乗寺坂だ。

金沢市が設置している標柱には「慶長から元禄年間に曹洞宗の古寺、大乗寺が坂下にあったのでこの名で呼ばれている。同寺はのち長坂へ移転した。」と記されている。長坂は山側環状道路でJAほがらか村がある辺だ。

大乗寺坂を下って少し歩いた右手に鈴木大拙館がある。ウィキペディアには次のように記されている。

金沢市出身の仏教学者である鈴木大拙への理解を深め、思索の場とすることを目的に、金沢市が2011年(平成23年)10月18日に開設した。施設の設計は金沢市にゆかりの深い日本芸術院会員の谷口吉生。大拙生誕地の近くに立地し、借景となる本多の森公園との調和や大拙の精神とされる「静か」「自由」の具現化を図ったとされる。なお、開館日の10月18日は大拙の生誕日(旧暦)である

町歩きの時によく立ち寄る場所でもある。

金森

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このページは、ofoursが2014年3月14日 07:00に書いた記事です。

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