大作さんが投稿してくれた記事の中に大友楼が出てきた。
懐石・会席料理 大友楼は尾山町にある。金沢を代表する老舗料亭の一つだ。
金沢の中心地を野々市、白山・小松方面に通っているのが国道157号線。国道157号線の武蔵ヶ辻と香林坊の中間辺りに南町の交差点がある。この交差点を香林坊に向かって左に折れて兼六園方向へ少し歩く。最初の交差点手前右側に大友楼本店がある。
もう随分前になるけど、大阪の知人のリクエストで大友楼で昼食にしたことがある。知人は正月のおせち料理は大友楼のお重にしているとのことだった。そんなこともあって、せっかく金沢に来たのだからと「鯛の唐蒸し」を頼んだ。鯛のお腹に卯の花(おから)を入れた金沢の郷土料理だ。鯛は腹開きではなく背開きにする。腹開は切腹を連想させ縁起が悪いから背開きにするとのことだ。加賀藩の武家文化が色濃く影響している料理とも言える。金沢での結婚式でよく出される料理の一つでもある。
そんな大友楼の向いのビル二階に、町歩きの時などにランチするトラットリア・タマヤがある。二階の窓から大友楼の玄関先を見ながらスパゲティを食べる。こちらは値段も手頃でランチセット800円。近くの会社に勤めていると思われる女性客を多く目にする店だ。
金森