安部首相は法人税を減税すると言っています。その財源は再度の消費税増税でしょう。
輸出企業は法人税減税と消費税還付で見せかけの業績回復を演出することでしょう。日本の輸出企業は業績を反映しない帳簿上の利益でゾンビ化が益々進むのではないでしょうか。
アベノミクスの行き着く先は大企業の破綻と財政破綻ではないかと考えています。
加えて、安部首相は日本経済発展のために不可欠として原発再稼働と原発の海外輸出を推進しています。
一方、東京都知事選告示日の街道演説で小泉元首相も指摘していましたが、APFは昨年「【11月28日 AFP】世界銀行(World Bank)と国連(UN)は27日、最貧国に電力網を整備するため数十億ドル規模の資金援助が必要だと訴えるとともに、いずれの国においても原子力発電への投資は行わない考えを表明した。」と伝えています。
「原発は援助しない」、世銀と国連が表明
http://www.afpbb.com/articles/-/3004099
APF BBNews
世界の協力が得られないお荷物と思われている技術で日本経済を発展させることができるでしょうか。むしろ原発を停止し無害化する技術の開発に国を上げて全力で注力することこそ、世界からも歓迎されれる経済対策になるのではないでしょうか。
政府の農業政策(減反政策)を見ていれば分かるように、原発輸出の日立、東芝、三菱は、いずれは政府から梯子を外されることになるでしょう。当然ながらアベノミクスは破綻していることでしょう。
金森