石油ストーブ

我が家では暖房に石油ファンヒーターを使っていた。しかし、昨年からエアコンを使うようになった。一昨年長らく使っていたエアコンが壊れたので新しいエアコンに買い換えた。電気屋でエアコンを選んでいる時、店員さんから最近のエアコンはエコで暖房に使っても電気代はそう高くないと教えられた。エアコンで暖房すると電気代がべらぼうに高くなると思っていた。しかし技術は進んでいたようだ。

北陸の冬は湿気が多い。加えて石油ファンヒーターや石油ストーブは燃焼時に水分が出る。冬場は部屋の湿度が90%を超えていた記憶がある。部屋をリフォームした時、壁に面した食器棚の後ろがカビで酷いことになっていたのには驚いた。食器棚は捨てて新しいものを買わざるを得なかった。

暖房をエアコンにしたところ、確かに電気代は灯油代よりも安く部屋の湿度も60%から70%に保ってくれる。賢いエアコンで止めると使用電気料を教えてくれる。ただどうしても足元が冷える。そんなときは石油ファンヒーターを補助的に使っていた。そのファンヒーターが壊れてしまった。

考えてみれば我が家の暖房には全て電気が必要だ。いま何かの拍子に停電にでもなったら、我が家では暖を取る手立てがないことになる。そこで、コンセントが要らない日本製石油ストーブを買った。

最近の石油ストーブは優れものだ。灯油もファンヒーターよりも少なくて済む。点火時にちょっと臭さを感じるがそれも直ぐになくなる。ほんわりとした暖かさがいい。天板に網を乗せれば餅も焼ける。コトコトと豆を煮ることもできる。ガスコンロの代わりにもなる。

石油ストーブを見直した今年の正月だった。

(下の写真は小豆を石油ストーブで煮てきな粉をまぶして作った自家製甘納豆)

金森

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このページは、ofoursが2014年1月 3日 13:40に書いた記事です。

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