最近、自家用車でカーナビを利用している人が多い。私も欲しいと思いながら、未だに地図に頼っているのではあるが。
ところで、カーナビも頻繁に地図データを更新しないと、新しく出来た道を走ると、田圃の中を走っていることになったり、やけに遠回りさせられたり、新しい建物が認識できなかったり、いろいろと不都合なことが起こる。
かといって、いままでの仕組みでは、頻繁に地図データを最新にするとができなかった。せいぜい、年数回が目安だったようである。
ところが、今日の CNET Japan で、次のような記事を見にした。
新システムでは、地図データ上にあるオブジェクトごとに、建物の形状、名称、緯度経度といった情報をまとめ、昭文社が管理する空間データベースに格納する。更新時には、昭文社の空間データベースから、カーナビやGIS側の空間データベースにオブジェクトの差分のみをインターネット配信する。車に搭載されているカーナビシステムが、自動的に地図の更新データをダウロードして、常に最新の地図情報でナビゲートしてくれるようになるということだろう。
便利な世の中になると感心する反面、地図や道路標識が読めなくなっている人が増えているように思う昨今、カーナビがないと、何処にも行けなくなってしまうようで、少し恐いものがある。