ゴールデンウィーク最終日、宵のつれづれにコメントいたします。
毎年のゴールデンウィークは前半か後半のどちらかを東京の弟家族の家事を処理するため出かけます。衣類の季節の入れ替え、ゴミの片付け、台所風呂周りの大掃除などをこなすためです。(義妹が死去してから6年間続いています)が、半日は時間を作って美術館巡りをさせてもらっている。
今回は六本木に出来た「国立新美術館」へ足を運びました。
地下鉄大江戸線を六本木で降り、ミッドタウンへ、・・・・
そこで驚いたこと!何と、私と一緒のお上りさんらしき人、人、人・・・
六本木ミッドタウンのなか、どこのショップでも、レストランでも長蛇の列(富山の中心街に人がいないはず。ここにいたのか!・・・冗談ではなくほんと、そう思いました!)
一路、雨の中「国立新美術館」へ、ここでも、人でいっぱい!
国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(1万4000平方m)を持つ美術館とか ・・・HPより
黒川紀章デザインの美術館、それ自体が作品と思った。飽きることなく歩き回り観察、鑑賞した私。なんと、3Fには、あの世界的シェフ、フランス料理の伝道師として知られる、ポール・ボキューズ氏(現在80歳程のシェフ)のレストランがある!・・・、日本ではここにのみ出店しているそうだ。¥2500のランチを待つ人の列が30人から40人ほど(これにもまた驚き!)・・・・。是非、賞味したいと思ったが、時間がないので諦めて、お腹ぺこぺこ、をこらえて「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900?2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」の会場へいく。これもまた素敵な展示会場。広い!明るい!人が邪魔にならない!
藤田嗣治の「私のアトリエ」2枚、と「カフェ」の作品が私を迎えてくれた。感激!(私は藤田嗣治に最近はまっています。惹かれるところ大なのです!)
教科書で、よく目にしたピカソの作品、ミロやシャガール等々ゆっくり鑑賞。
やっぱり東京はいと思う。本物が手近あるからだ。充実の時間を得て、帰ってきた。
「国立新美術館」をネット検索すると情報満載である。
一つ分からないことがある。ミッドタウンは防衛庁跡の土地利用とか・・・・
新美術館は何の跡なのでしょう?あの狭い東京によくもあんなに広いスペースが・・・と感心させられたのだ。
kokoさん今度、上京したとき、一緒に行きましょう。(潤)
今度声を掛けて下さいね?
私もたいぶん調子が良くなりましたよ。
オルセー美術館展、日本民藝館の六古窯展、そしてこのゴールデンウィークは五島美術館へ『源氏物語絵巻』を見て来ました。
潤子さんに触発されたからなんですよ。
本物は違いますよね。いかに多くの複製品や写真を見ても、一枚の本物を見た感動とは比べようがないと思います。
鳴門に大塚国際美術館というところがあります。世界の名画を原寸大で陶板上に再現して展示している美術館です。
例えば、ミケランジェロの最後の審判で有名なシスティーナ礼拝堂もそのままの大きさに再現され、驚くばかりです。教科書や雑誌、グラビヤなどで眼にした事のある絵ならまず無い物は無いのではないかと思われるほど沢山の名画陶板画が展示されています。
先月、思い立って行ってきたのですが、まるで美術誌の中に入ったみたいな気分でした。でも、本物ではないと云うストレスが却って溜まってしまいました。
「東京大学生産技術研究所」というのがあったんだけど、「駒場」に統合された、その跡地だそうです。さらに、古くはどこかの大名の江戸屋敷があったんじゃあなかったでしょうか? どこの大名だったかも聞いたような気もしますが、最近、昨日の夕飯のメニューも覚えていないヒトになっちゃってるので……。
不思議と38?39年くらい前のことは覚えていたりするんだけどネェ。
東京駒場にある駒場公園は確か加賀:前田藩の屋敷跡のはずです。この2月、生徒の研修旅行で、日本民藝館に行きました。駒場公園の隣にあり、駒場公園の向こうは確か東大がありましたよ。井の頭線「駒場東大前」が最寄りの駅でしたから・・・
ところで、その日本民藝館の学芸部長がなんと富山の方だったんですョ。八人町校下の「尾久の材木屋の息子だ」と言っておられました・・・・・芝中・中部だそうです。
東京で富山出身の人に会うと、むこうが懐かしんでくださり、こちらも嬉しくなります。お陰で話が弾んだんですよ。色々説明をしてくださり、奥深いものを学んだ一時(いっとき)でした。
駒場の当たりは、私!、大好きです!。日本民藝館は季節ごとに展示が変わります。先人達の篤いエネルギーを感じます。
是非、よってみてください・・・・・・・。(潤)