この記事のタイトル「富山になぜか富がある」は、今朝の日経新聞の一面にあったの記事のタイトルだ。
「日本一豊かな家計」はどこにある? 北陸のとある県に飛んだ??。と紹介して、記事は続く。
北緯三十六度、東経一三七度。「日本の真ん中」に位置する富山市。平均から突出した統計が満載だ。
▼「平均月収」七十一万円。=日本一 ▼「消費支出」四十万円=全国二位 ▼「こづかい月額」四万五千円=日本一 ▼「平均貯蓄残高」五百六十九万円(富山県)=全国七位
富山の特徴は総働き家族にある。一家で多財布、時間とお金をおおらかに融通しあう富山の家族。さようなら大黒柱、大家族の中でもお互いが経済的に自立して、家長に頼らない家計。最後に、「総働き型のイエコノミーは強靭(きょうじん)だ。」と結んでいる。
団塊の世代の大量退職が始まっている。世の中、少子化時代になって、日本経済の活力減退が心配されている。この記事を読みながら思ったのだが、富山の家族のありようの中に、日本の活力復活のヒントがあるように思える。
記事の中で、富山市の施策もあって、市街地の人口が四十年ぶりに増えたとも紹介されている。総曲輪通りの賑わいも戻ってきそうで、楽しみである。