橋立で海鮮丼

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 日本海沿いを、美川、根上と小松に出て、小松空港を横手に見ながら片山津カントリー倶楽部と北陸自動車道の間を並走する。片山津温泉への交差点を、海側へ行くと、そこはもう橋立である。
食事処「やしま」 今日の昼飯は、橋立港の近くにある食事処「やしま」とだけ覚えてきた。地図で詳しく調べてきたわけでもないので、橋立に入ってから、道路の両側の看板に注意しながら走った。
 幸い橋立に入ったら直に「やしま」の看板が目に入った。玄関の脇に「やってるよ」と看板が立て掛けてある。早々に店に入って、海鮮丼を頼んだ。
海鮮丼 甘エビ、ズワイガニ、鯛、ぶりトロ、バイ貝、イカなどの刺身が、彩りもよく所狭しと乗っている。カニ味噌も隠れていた。思わず携帯電話のカメラで写した。
 さすがに漁港の近くにある食事処だ。味は申し分ない。どの刺身も身が締まり、プリプリと歯ごたえがある。そして、甘い。甘いと言っても、新鮮な魚の身の甘さである。もちろん、生臭さなどは微塵も感じさせない。なかなか街では味わえない海鮮丼である。
日本海の表情f 「やしま」で腹ごしらいをした後、雪の晴れ間に、車を止めて、荒れる日本海を見ながら、海沿いの道を車を走らせた。
 雪が降る時、日本海は翡翠の表情を表す。波は荒く、雲はどんよりと水平線に垂れ込める。翡翠色の波が弾けて、白い波となって、海岸に押し寄せる。晴れた日には見ることができない日本海の表情である。寒いけど、こんな日本海の表情も好きである。

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富山を離れて 17年。何が恋しいって ヤッパリ美味しい魚ですね。こちらではどんなに「新鮮」を売りにしたお店でも、何かやわらかくて歯ごたえがありません。寒鰤の時、かにの季節、ゆでたてのほたるいか・・・こちらのスーパーでは赤い色の魚の切り身や グレーの水玉の魚の切り身、あなごとかいううなぎもどき。原型がまったくわかりません。ところでとろ昆布のおにぎりは 富山だけなんですね。子供のお弁当に持たせたところ、ひとしきり話題になったとか。
美味しそうな 海鮮丼の写真、眼福にあずかりました。

分る気がします。私も、以前、東京の新宿で加賀料理をご馳走になったことがあります。
 それなりに有名なお店だったようです。「美味しかった。ありがとうございました」と、ご馳走してくれた方のお気持ちにお礼を言うのが精一杯でした。
 ところで、とろろ昆布のおにぎりもそうですが、昆布の食文化は富山ですね。
 私は、根昆布を入れてついたお餅が好物なんですが、富山以外ではほとんど見かけたことがないので、いつも寂しい気持ちになってます。
 以前は、我が家でも、正月になるとお袋などが送ってくれた根昆布を小さく切って、餅つき機に入れて、餅をついていました。しかし、餅つき機も壊れてしまったし、送ってくれるお袋も居なくなってしまって、寂しい限りです。

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このページは、ofoursが2007年3月15日 07:37に書いた記事です。

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