2007年2月の記事一覧
昨年は 年頭に名前を変えた
といっても 「子」を付けただけの事
雪深き頃 故郷の農業家のHPを訪問
そこに集う人々と出会い シニアの会にも入った
紅葉の中 三十八年ぶりに高校時代の友人に再会し
上野の杜にて ダリを満喫
同期会のブログが開始し 旧友との懐かしい交流
中学時代のクラス会の幹事を受け
落葉踏みしめ 丸の内オアゾにて 十年ぶりに親交を暖めた
余韻に浸っている間も無く ?失明騒動?
藁をもすがる思いで 鍼灸治療を仰ぎ 大学病院で再診
今 少し落ち着いている・・・
まだ再会できぬ人々の顔が思い浮かび
もう会うことが叶わぬ人が しみじみ偲ばれる・・・
不安なままに 二〇〇六年も終わろうとしていたー
四十数年ぶりに 幼馴染から便りが届く
『今 東京に居ます 是非お会いしたい・・・』
平成 十九年 元旦
ご無沙汰しています。
今日2月2日、大学病院で再診『顕著な変化はみられない』と診察されて、一安心なところです。
私は緑内障で、10年前にレーザー手術も受けています。
昨年の12月に入って眼圧が高くなり、急きょ日赤の名医に手術をという話になったのですが・・・すったもんだしてその後順天堂の教授に診てもらうことになりました。
せっかくの皆さんの投稿、写真もあまり拝見できなくなり、書き込みもしたいのに残念でなりません。
これからは、時々おじゃまします。
みんさんにも宜しくお伝え下さい。
正月に湯治に行った、八幡平の麓を走っていたバスを贈ります。
先週の27日からロード・ショー公開されているウイル・スミス主演の映画「幸せのちから」は、いままで観たサクセス・ストーリと一味違っていた。
主人公は、実在の人物で、名前はクリス・ガートナーさん。現在は、ガートナー・アンド・リッチ証券会社のオーナーである。また、現在のガートナーさんは高級ブランドのスーツに身をくるみ、マイルス・デイビスのレコードであふれる三軒の豪邸のオーナーであるともいう。
彼は、若い頃、路上駐車違反の罰金(千二百ドル=約十二万八千円)未納で刑務所に十日間服役。出所後は、株式ブローカーの見習いとして子供と一緒にホームレス生活を送る。貧困者用の給食施設で食事を貰いながら、夜は息子と地下鉄や空港のトイレで寝泊まりしていた。
そのようなギリギリの生活の中での株式ブローカーの見習いであったが、一つのチャンスを活かして実績をあげる。その実績が、大手証券会社のトップに認められ、キャリア・アップすることになる。
今まで観てきたサスセス・ストーリは、成功する過程を描き、見ている者を痛快にさせるものが多かったが、この映画は、大手証券会社のトップに認められるまでの苦労の時代だけを描いている。
後に彼は、当時のことを振り返り「私はホームレスだったが、ホープレス(希望がない)ではなかった」と語っているのが印象深い。この言葉を聞いて、映画の中に描かれる彼の生き様を振り返ってみると、なる程と思える。
主人公が、ホテルでテレビを見るシーンがあった。そのテレビ画面の中で、レーガン大統領が経済状況を説明していた。丁度、1980年代の始めころではないだろうか。当時のアメリカの経済状況は、スタブレーションで苦しんでいた時代である。あれから米国はレーガノミックスでスタブレーションから脱却して復活する。まさに、米国の夜明け前の時代である。逆に、日本はバブルの時代へと突き進み、パブル崩壊となって、現在に至る。
映画を見ながら、あの頃はどうしていただろうかと、自分の生き様とダブらせてしまう。映画で描かれる出来事を見ながら、あの時代を懐かしく思うと同時に、感慨深かった。