中学生・民事訴訟の仕組み: 2004年11月アーカイブ
全国の簡易裁判所から「中学生にわかる民事訴訟の仕組み」のご注文がジワジワと増えてきている。一方、大学の生協からは返本されてくる。
大学の先生をはじめ、大学生のみなさんにはタイトルの「中学生・・・」が、どうもプライドが許さないようだ。ある大学生協の担当者の方から返本の電話があったときに、チラッとそんなこと話されていた。
大学生に取っては、司法試験の受験勉強には役に立たないということだろう。しかし、裁判所の裁判官を始め法律実務に係わっている方に読まれるということは、実務に役立つと思ってらっしゃるのだろう。
面白い現象だ。法律の専門家を目差す大学生のみなさんには、実務家になってから、読んでいただくということで、それはそれで良いのかも。気長にロングラセラーを目差そう。