2005の最近のブログ記事
外は、雪起こしの雷。
今朝は、庭に、うっすらと白いものが積もっていた。冬の到来である。
今夜も寒くなりそうだ。
4、5日前、仕事で神戸に出張した。宿泊したホテルでの出来事。
朝食を取っている私の席の後方から、スタスタと歩いてくる人の気配を感じた。と、思ったら、テーブルにある紙ナフキンを一枚摘んだ。食事をしている私にはお構いなしに、私の隣で鼻をかみ始めた。そして、あろうことか、鼻をかんだナフキンを、私が食事をしているテーブルの上に、ポイと捨てて立ち去った。
唖然としていると、別の男性が私のテーブルの横を通り過ぎるときに、テーブルの上にある紙ナフキンを一掴み取って、去っていたった。鼻紙代わりにするのだろう。
目を白黒させている私の目の前の椅子に、突然、別の男性がドカッと座って、食事を始めた。
私が座った席が、レストランの出入り口の近くだったのが、まずかったのかも知れない。しかし、食事をしている人のテーブルをゴミ箱代わりにする必要もないだろう。紙ナフキンを鼻紙代わりにする必要もないだろう。
話している言葉からすると、中国の人のようで、どこかの企業で研修を受けるのに連泊しているようであった。
これが中国のマナーというか常識なんだろうか。日本人としての私へのなんらかの挑戦だったのだろうか。などと、余分なことを考えてしまう。(しかし、彼らの動きからは、勢いというのか、自信のようなものを感じたのも確かである。)
いずれにしても、こんな経験は初めてだった。何時もお世話になっているお気に入りのホテルだったのだが、不愉快な朝になってしまった。
今日、「楽天がTBSの株取得を明らかにして、TBSとの業務提携を申し入れた」といったニュースに接した。一方、ちょっと前に、村上ファンドが阪神電鉄の株の多くを取得して、阪神タイガースの上場を提案したと報じられている。
村上ファンドと楽天とも、やっていることは、表面上は同じようにも思うが、本質的なところでの違いを感じる。
村上ファンドは、「虚業」であることをしっかりと認識して行動していように思う。一方、楽天は、TBSの実業を、自分の実業に取り込まないと、楽天の「実業の将来」を描けなくなってきたからの行動ではないかと感じている。
虚業と実業をゴッチャにしたマネーゲーム的手法を是とする風潮は、確かにある。小泉・竹中郵政民営化理論がその最たるものではないかと思う。あぁ言ったら、こう言う的マネーゲーム論理の帰結を、時に証明を求めるしかないのが残念で、無念ではある。
バブルの頃、自家用ジェット機で世界を飛び回っていた実業家がいた。華々しく報道されていた光景を思い出す。それとダブルのが、村上ファンドなのか、楽天やライブドアなのか、興味深い。その中に、小泉・竹中郵政改革、そして財政改革が入っていないことを祈るしかない。
10月に介護保険が小幅改定になる。また、来る4月には大幅に改定になる。
10月の改定の詳細がやっと決まったようで、今日、ケアマネージャさんから10月の利用計画表と利用料金の説明があった。
各人の利用状況によって変わると思うが、要介護4の我が家の自己負担額が、1・8倍になる。凄い上げ率である。(それでもサービス事業者さんは、政府の値上げを全て利用料に転嫁していない。)
原油が2倍になったが、民間は製品に転嫁できす四苦八苦している。しかし、政府は改革という名の下で、簡単に転嫁する。4月の大改定が恐怖である。
小泉自民党や公明党の言う「小さな政府」とは、こういうことなんだと、実感した。
私は日頃、小泉郵政民営化に、次のような疑問を持っていた。
(1) 郵便局にも金庫があるだろうが、その金庫の中に、焦げ付いていない「現金」がいくら入っているのだろうか。
(2) 政府は、郵貯簡保への膨大な借金を、どう処理して、郵貯簡保を民営化するのだろうか。
(3) 民営化された会社が、民営化後も、どうやったら、今まで通り膨大な国債を、引き受けることができるのか。
(4) 小泉郵政民営化の行き着く先は、財政破綻、預金封鎖・・・?
...etc.
今日、たまたま、以前、私の記事にトラックバックしてくれたことのある「1喝たぬき」さんのブログを覗いたら、「小泉党の圧勝?」という記事があった。
この中で、河宮信郎(中京大学経済学部)さんの「「郵政改革」幻想完勝の衝撃波-不可避となった財政破綻」が紹介されていた。
私の疑問に対する一つの答えがある。一理ある。一言で言えば、小泉郵政改革で財政破綻が不可避となるということである。
さて、私はこれからどうしたら良いかである。
まずは、虎の子の貯金を、郵便局から引き出そう。失政の穴埋めに使われてはたまらない。
今、たまたま、FTPでサーバを覗いて、不要なファイルを削除していたところ、「アクセスログとなる項目の一例」というホームページ(プログラム)を見付けた。
私達は、「ホームページのアクセスログを解析する。」とか、「掲示板に誰がアクセスしたかログを調べる。」といったことを、よく耳にする。しかし、解析するという情報とは、どういった情報なのか、具体的な項目を知っている人は少ないと思う。
そこで、どういった情報がサーバにログとして蓄えられているかを、誰かに説明しようと思って、作ったホームページ(プログラム)だろうと思う。また、クッキーとはどういったものかも分かるようにもなっていた。
それぞれについて、詳細な解説はしていないが、ホームページに対するアクセスログの概略は理解してもらえるような気がする。興味のある方は、このページを一度見てみて欲しい。
何かの役に立ちそうなので、削除するのは止めることにした。(でも、なんの目的で作ったんだろう。自分で作っておきながら忘れている自分が、少し悲しい。)
日本経済もデフレになって久しい。ゼロ金利も長く続き、インフレを望むようにすらなっている。確かに、穏やかな右肩上がりのインフレが一番心地よい。
しかし、現状は、踊り場といった状態が長く続いている。政府は、グローバル化の名の下に、大規模なドル買いや、米国の国債を買い支えてきた。一方では国民に巨額の借金をしてきた。そういった中で、インフレへの圧力がマグマのように溜まってきている。
一方、インフレは、借金を帳消できる特効薬でもある。考えようによっては、国の借金を棒引きにするために、日本経済をいかにインフレにするかである。借金を棚上げし、インフレにできれば、借金の価値を無くすることができる。貯金封鎖してインフレにするといった手もある。
しかし、インフレは結果としてなるものであり、意図的にコントロールできるものではない。ある日突如として、堰を切ったように、起こるものである。また、インフレは、生活に与えるダメージは計り知れなく、弱い者程大きなダメージを受ける。
政府は、国民に対して膨大な借金をしている。米国は、日本を始めとした外国に膨大な借金をしている。グローバル化の当然の帰結ではあるが、日本の国民が、それらグローバル化での膨大な借金の始末を背負うことになる。
徐々にその日が近づいている(とは言うものの今日、明日という話ではないのだが。)気配を感じる。政府や官僚は失政の責任は取らないだろうし、自分がやったことではないと言い張るだろう。ツケを背負わされるのは、常に国民である。私達は、いかにその時のダメージを小さくするか、インフレになった時のことをイメージしながら、個々人で、考えておく必要があろう。
こんな事を妄想する今日この頃である。妄想であってくれればよいのだが・・・