弁天小僧: 2005年6月アーカイブ
金利の黒本の発行予定日は7月1日。昨日、製本が完了して、取次店さんに送た。直接予約頂いたみなさんへの発送も開始した。今週中にはお手元に届けることができると思う。
一つ前の記事で紹介した札幌高検の大橋検事の捜査研究に連載されている「ハイテク犯罪の捜査」は大変参考になり、興味深く読んでいる。これからの連載を楽しみにしている。
一方、「IT技術者のためのデジタル犯罪論」のトピックスで、五右衛門さんが、次のように語っている。
札幌高検の大橋検事が捜査研究においてACCS事件判決の検討の連載を開始した。
同連載を参照しながら、大橋検事の論説についての検討も掲載していく予定にしている。
どのような展開になるのか、大変興味がある。複眼的にこの問題を検証できる。楽しみである。
今、東京法令出版の「捜査研究6」を読んでいる。その中の「検証・ハイテク犯罪の捜査」が大変興味深い。今回は、情報ろうえい犯罪の新判例(ACCS事件)だった。
なる程と思う。でも・・・と、思うところもある。もう一度読み返してみよう。
<主な参考ウェブ>の上の方に、「IT技術者のデジテル犯罪論」が載っていた。参考にしていただいたようだ。
「金利の黒本」は、発行予定日の7月1日に向けて、順調に印刷作業が進んでいる。今回のカバーは、趣のある紙を使って、ワックスがけもちょっと工夫した。金利の「バイブル書」といった感じに仕上がるのではないかと期待している。
ところで、私の本屋さんでは、先行して予約注文を受付けている。予約注文を見ていて感じるのだが、今まで出版してきた書籍と、動きがちょっと違う。
消費者金融金利計算の実務と「返せ計算くん」の手元在庫がなくなってしまった。
「私の本屋さん」で、その旨お知らせいて置いたのだが、それでも是非、欲しいと連絡を頂いたものだから、著者の手元に何冊か残っていないか問い合わせするなどして、3冊発見できたので、ご注文頂いた方にお送りした。
もう、ありません。
全国のジュンク堂書店、東京弁護士会館ブックセンター、大阪地裁地下法政書房等の書店に直接問い合わせしてみて下さい。ひよっとしたら、在庫があるかもしれません。あるいは、Amazonなどのオンライン書店を覗いてみて下さい。
なお、今後、増刷するか新訂版を発行するか検討中(時期は未定です)。
7月1日発行の「金利の黒本」をご購入下さい。
過払い金についての利息金計算機能はついていませんが、貸金関連で使用可能な「別表計算くん」が付録でついていますので、こちらを利用してみて下さい。
昨日からブログ本を作り始めた。今回のテーマは「自己破産」。ブログで五右衛門さんに執筆を開始してもらっている。
「社会生活上のリスクを補填する制度が、保険。」「社会生活上のリスクからの解放が、破産に伴う免責制度。」
たまたま落合弁護士のブログで、「2ちゃんねるの「終わり」とブログの今後」を読んで感じたことだが。
私は、今回の小倉さんのブログの件で、はじめて2ちゃんねるを見るようになった。
しかし、実は、2ちゃんねるとの出会いは、かなり前で、とあるMLの入会時の自己紹介で、掲示板を作っていると言う人が入会してきたことがある。その時の自己紹介に記載されていたURLをクリックした時だった記憶がある。
小倉さんは、私のように匿名でブログを作り、他の人のブログなどに、コメントしたり、トラックバックしたりする者を「卑怯者」と評価しているようである。
それに対して、何をもって「実名」とするのか突っ込みのコメントをしたことがある。その問いに対して、とある複数のMLで「グーグルなどの検索エンジンで検索すれば分かる」と言った主旨の回答をされているようである。小倉さんは、「実名」すなわち、個々人の認証を、そういったいい加減なもので事足りると考えているようである。