米国住宅金融問題がヤマ場を越えるのか
今日の日経平均は、+396.48円と大幅高となった。
ある経済アナリストは、『ニューヨーク市場では、著名投資家のウォーレン・バフェット氏がサブプライムローンで傷ついたベア・スターンズの株式を取得するとの報道があり、これによって、米国住宅金融問題がヤマ場を越えるとの見通しが広がっているため。』と解説している。
一方、日銀の須田美矢子審議委員は、『サブプライム問題を発端として金融市場は「引き続き不安定化しやすい地合いが続く」と指摘。米住宅市場では「延滞率や差し押さえの発生率が08年にかけて高まる」と述べ、成長率を下押しする可能性に言及した。日本経済への波及については「米向け輸出の減少、株価や為替の変動を通じた影響を慎重に検討する」』とした。とNIKKEI NET で報道されている。多分、須田美矢子審議委員の見方の方が正解だろうと思う。
ただし、大きな流れは、そうだとしても、上がる株はある。今まで相場を牽引してきた株は、今回の下げで塩漬けになり、日経平均には影響を与えない、株式市場から忘れられながらも、地道に業績を伸ばしてきた会社の株が面白い動きをすることになるのではと思っている。
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