2007年5月アーカイブ
今日の読売新聞の夕刊で「飲酒量攻防・弁護側が無罪主張」と報道されている。
しかし、いずれにしても、「飲んだら乗るなくん」も、弁護側が主張するような使い方はしないでもらいたいものだ。道具は正しく使ってもらいたい。
例えば、前の晩に飲んだお酒の影響がないことを確認するために、あるいは、酔いが覚めた後に出頭して酒酔いや酒気帯びの罪を免れる「逃げ得」を見破るために使ってもらいたいものである。
「飲んだら乗るなくん」
http://www.ofours.com/books/64/
家賃の遅延損害金の計算に困っている人が多いのかも知れない。
この遅延損害金の請求に関しては、その計算も面倒なことから、弁護士さんも積極的に相談に乗ってくれないようである。
そんな背景もあるのか、「家賃の遅延損害金の計算ができるものがあるのかと」ビックリしたと言って、ダウンロードする人が増えている。
充当計算に関しての法的な解説は、近々書籍にして出版しようと思っているが、実務的には、「充当計算くん」を使ってもらえたらと思っている。
今日ちょっと驚いたことがある。
五右衛門さんの「限定相続の実務」は、お陰様で売り切れてしまった。
ところが最近、在庫がないかといった問合せの電話が多く掛かるようになってきた。
そこで、どうしたことかとアマゾンを調べてみたところ、なんと定価3150円が、ブレミアが付いて8000円で売られていた。ビックリした。
実は、「限定相続の実務」の改定版を計画している。原稿は概ね書き上がったようである。今まで、「対話型出版」という新しい試みで、インターネットの掲示板の仕組みを使って、読者のみなさんからの実務上の疑問にお答えしていた。
今回の改訂版では、これらの実務上の生の疑問にお答えしたものを、できるだけそのままの形で掲載しようと思っている。実際の業務では、細々とした疑問も多く出てくるものである。きっと、そんな疑問の解決の参考にしてもらえるのではないかと思う。
より実務に近いところで、活用していただける本になると思っている。乞うご期待である。
そんなわけで、ボリュームもかなり増えそうだ。ただし、8000円ということには決してならないと思う。3000円台で大丈夫と思っているのだが。