2006年3月アーカイブ
私の加入しているプロバイダでは、近い内に、ウイニー通信を全面的に規制するようである。
ウイニーは、技術として優れていたとしても、社会に与える影響が大きく、社会には受け入れがたい技術だったということであろうか。
(中略)
弊社ではこの度、快適なインターネット接続環境のご提供と、お客様のウイルス感染による情報漏洩防止の為、弊社の全ての接続サービスにつきまして、Winnyを利用しての通信を規制させて頂くこととなりました。
(中略)
しかしながら昨今のウイルス感染によってのWinny経由による情報漏洩が社会問題となった事態を受け、お客様により安心で快適なインターネット接続環境をご利用いただく為、全てのインターネット接続コースにおいてWinnyを利用しての通信規制を行うことといたしました。
(後略)
プロバイダの処置も仕方のないことであろう。
ウイニーを使いたければ、他のプロバイダに契約変更する必要がある。しかし、いままでウイニーを使ったこともなく、これからも使う必要もないので、私に取っては影響はないのだが。
2006年3月26日
弁護士さんが、日頃業務の中で使うであろう、ちょっとした小道具を収録した法律電卓「The Lawyer's 2000」の試用無償版の提供を開始した。
現在の所、この計算書には、 ヘロンの公式、Leibniz係数計算、月間収益還元、時速の秒速換算、秒単位進行距離、所要時間計算、過失相殺残高、逸失利益金額といった電卓を収めてある。
弁護士さんなどの実務に役立ててもらえればと思う。
出版を準備していた「電子化社会の政治と制度」であるが、今日、印刷屋の社長から「出来たよ」との連絡が入った。
この時期、学校の新学期に向けての印刷物が多くて、印刷屋さんは大変な時期でもあって、間に合うのだろうかと、ちょっと不安に思っていた。
しかし、印刷屋さんも製本屋さんも、約束を守るのがプロと、頑張ってくれて、納期通りに仕上げてくれた。お蔭様で、奥付の発行日の27日には、書店の書架に並べることができそうである。
興味のある方は、ぜひ、ご一読いただければと思う。
「電子化社会の政治と制度」
湯淺 墾道・著
ISBN4-902182-06-8
A5版 206頁
定価 2520円(税込み)
(絶賛販売中)
幅広い層の学生・一般の読者を対象として、電子化時代の政治制度と法制度について論じたテキストと言えるでしょう。
また、権力論、大衆社会論、投票行動、議会制と代表論などの政治学の基礎概念について触れると共に、サイバースペース法の諸問題について議論している。司法制度改革、電子投票、個人情報保護などをトピックとして、今日の高度情報ネットワーク社会で問題になっている法制度上の問題点について考察されており、大学の授業やゼミなどのテキストとして有効に活用していただけるものと思う。
「交通事故・解析かんたん小道具」という法律電卓の試作版の無償提供を開始した。
【機能】
交通事故を解析するための、次のような各種計算書を提供しています。
・制御開始時速度計算-スリップ痕跡から制動時速度計算
・(後続車との)車間距離計算-速度差から車間距離計算
・制動、滑走距離と速度計算-制動・転倒滑走距離から制動速度計算
・タコメータによる衝突時速度解析-タコメータと衝突時速度
・斜め横断直進衝突(秒、分単位の進行距離等)諸計算
・ヘロンの公式利用による高さ計算その他の諸計算
・理論的・空走時間計算
・実況検分調書・原寸、縮尺計算
・停止距離・停止時間計算
・減速後の速度(致死の結果への因果関係力)衝突時速度
・停止距離実験・速度調整・停止距離再計算
・原付自転車などの横転時間と外力の有無(未完)
・年齢・加齢と選択反応時間(未完)
...etc.
【ご利用に際して】
○ 高度専門的知識が必要なものは、信頼できる自動車工学の専門家に依頼して鑑定してもらいましょう。
○ 本書は、弁護士など交通事故紛争処理に係わる素人に、最低限度、必要なものです。基本的な知識だけは勉強しておきましょう。
○ 自動車工学の鑑定人と称する人のなかには、不適切な鑑定を商売としてするような人がいます。交通事故についての正当な判決を追及しましょう。
「割増賃金計算書」という法律電卓の試作版の無償提供を開始した。
ある弁護士さんから、こういった計算書がないかといった問い合わせがあったので、頭脳集団に試作版を作ってもらった。賃金請求訴訟などに利用してもらえるかも知れない。
【機能】
残業手当・深夜労働手当・休日出勤手当等の割増賃金を計算します。
【計算の前提】
○ 変形労働時間制ではなく、1日8時間労働を前提としています。
○ 8時間の労働時間が22時00分までに終わることを前提としています。