小泉郵政改革の本質。財政破綻への道
私は日頃、小泉郵政民営化に、次のような疑問を持っていた。
(1) 郵便局にも金庫があるだろうが、その金庫の中に、焦げ付いていない「現金」がいくら入っているのだろうか。
(2) 政府は、郵貯簡保への膨大な借金を、どう処理して、郵貯簡保を民営化するのだろうか。
(3) 民営化された会社が、民営化後も、どうやったら、今まで通り膨大な国債を、引き受けることができるのか。
(4) 小泉郵政民営化の行き着く先は、財政破綻、預金封鎖・・・?
...etc.
今日、たまたま、以前、私の記事にトラックバックしてくれたことのある「1喝たぬき」さんのブログを覗いたら、「小泉党の圧勝?」という記事があった。
この中で、河宮信郎(中京大学経済学部)さんの「「郵政改革」幻想完勝の衝撃波-不可避となった財政破綻」が紹介されていた。
私の疑問に対する一つの答えがある。一理ある。一言で言えば、小泉郵政改革で財政破綻が不可避となるということである。
さて、私はこれからどうしたら良いかである。
まずは、虎の子の貯金を、郵便局から引き出そう。失政の穴埋めに使われてはたまらない。
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