小泉郵政改革の本質。財政破綻への道

| | トラックバック(2)

 私は日頃、小泉郵政民営化に、次のような疑問を持っていた。
(1) 郵便局にも金庫があるだろうが、その金庫の中に、焦げ付いていない「現金」がいくら入っているのだろうか。
(2) 政府は、郵貯簡保への膨大な借金を、どう処理して、郵貯簡保を民営化するのだろうか。
(3) 民営化された会社が、民営化後も、どうやったら、今まで通り膨大な国債を、引き受けることができるのか。
(4) 小泉郵政民営化の行き着く先は、財政破綻、預金封鎖・・・?
...etc.

 今日、たまたま、以前、私の記事にトラックバックしてくれたことのある「1喝たぬき」さんのブログを覗いたら、「小泉党の圧勝?」という記事があった。

 この中で、河宮信郎(中京大学経済学部)さんの「「郵政改革」幻想完勝の衝撃波-不可避となった財政破綻」が紹介されていた。

 私の疑問に対する一つの答えがある。一理ある。一言で言えば、小泉郵政改革で財政破綻が不可避となるということである。

 さて、私はこれからどうしたら良いかである。

 まずは、虎の子の貯金を、郵便局から引き出そう。失政の穴埋めに使われてはたまらない。


トラックバック(2)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 小泉郵政改革の本質。財政破綻への道

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.ofours.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/454

» 財政破綻へ(マイペンライ)~のトラックバック

新規国債の55パーセント買い入れ資産20兆以上減少国債比率が50パーセント超へアメリカの経済植民地に上の3つは郵政公社になってから起こったことです、度小園優秀な... 続きを読む

» 財政破綻とチェック機能(変見)~のトラックバック

 1980年代まで、日本は政治家、官僚、財界が「鉄のトライアングル」を組んでいました。これに対して、良識ある学者やエコノミスト、マスコミ等が政策を批判する側にい... 続きを読む

このブログ記事について

このページは、弁天小僧が2005年9月18日 14:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「アクセスログとなる項目の一例」です。

次のブログ記事は「介護保険改定」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

携帯電話用ブログURL

Powered by Movable Type 4.1

最近のコメント