日本ビクターの株価が上がった

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 一ヶ月程前の記事で、日本ビクターのデジタルオーディオプレーヤーを買ったついでに、日本ビクターの株も買ったと書いた。自分で使ってみて、日本ビクターは、オーディオメーカでもあり、この製品の品質も高いと思った。これからもどんどん作って売れて欲しいと思い、応援の気持ちも込めて日本ビクターの株も買った。

 今日、日経新聞に関連した記事が載った。

◇ネット配信楽曲、CD並み音質で再生・ビクターが新技術
 日本ビクターはインターネットで配信される楽曲をCD並みの高音質で再生できる新しいデータ処理技術を開発した。10月から傘下のレコード会社が配信する楽曲に採用するほか、11月には新技術に対応した携帯音楽プレーヤも発売する。ネット配信楽曲の音質を向上させる業界標準技術と位置づけ、他のメーカやレコード会社にも採用を呼びかける。
 デジタル携帯音楽プレーヤー向けの音楽はネットから短時間で取り込めるように、CDのデータ量の10分の1から20分の1に圧縮した形で配信される。圧縮の際、人間に聞こえない高周波の音や大きな音の前後にある小さな音が間引かれる。このため、CDに比べると音がこもって聞こえたり、「音の立体感がつかみにくい」とされる。
 ビクターはこうした欠点を補うため、「ネットK2」と呼ぶ独自のソフト技術を開発した。この技術で原盤のマスターテープを圧縮すると、データ量を抑えたままで、本来は削除される音を記録できる。対応するプレーヤーで再生すると、CDと同レベルの高音質が楽しめるという。
 ビクターは新技術に基づくレコード会社向けの業務用ソフトと、携帯プレーヤーに搭載する端末用ソフトの2種類を開発した。業務用ソフトはまず、グループのレコード会社ビクターエンタテインメントが採用し、10月から高音質処理をした楽曲の供給を始める。11月には、ビクターが対応するハードディスク記録型プレーヤーを発売、価格は約4万5000円にする。
 新技術はソニーの「ATRAC」や米アップルコンピュータが採用する「AAC」など様々なデータ圧縮方式に適用できるのが特徴。ビクターは今後、幅広く採用を働きかける方針。技術供与の形態やライセンス料など詳細は今後決める。

 多分、このニュースが原因だろうと思うが、今日の日本ビクターの株価が5%以上上がった。株価も含め、今後が楽しみである。

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このページは、弁天小僧が2005年9月13日 21:49に書いたブログ記事です。

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