最悪のシナリオ
財務省は、7月29日に発表した4月から6月の「地域経済の概況」の中で、「先行きについては、景気回復は底堅く推移すると見込まれる。」としている。
また、最近、竹中大臣は、日本経済は、景気の踊り場を脱したと認識しているとの報道を目にしたことがある。
本当だろうか。かなり疑問が残る。景気が踊り場を脱して、上昇基調になっていると実感している人はどけだけいるだろうか。殆どいないのではないだろうか。
もちろん具体的根拠はなく、動物的直感でしかないが、悲観的シナリオが脳裏をかすめ、胸騒ぎを禁じ得ない。そして、私の中では、確信に近いもになってきている。
(1) 総選挙が終わる頃から、東証株価が暴落し始める。
(2) 今現在、すでに、東証株価は選挙の結果を織り込んだのではないか。
(3) 選挙後は材料出尽くしで下げに転じる。
(4) 総選挙後に発表される各種経済指標も不安材料である。
(5) 郵政民営化法案が、例え成立したとしても、経済に与えるインパクトは殆どない。加速度的に株価が下がる結果にはならないか。
最悪は、参議院で、再度、郵政民営化法案が、否決。経済も下降し始める。なんのための総選挙だったのかという結果になる。そうならないように願うばかりである。
とは言うものの、後で焼けどをしないように。できるだけ、損害を小さくするために。このシナリオも念頭に、対処して置こうと思う。
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