2005年4月アーカイブ
世の中、郵政民営化がどうしたこうしたで揉めている。
新聞やテレビの報道から、「民営化が、改革で、善。」「反対派は、守旧的で、悪。」といった風潮を感じる。
しかし、「ちょっと待てよ。」と思う。こんなギスギスした社会を是としているのは誰だ。
とあるアンケートで、「治安」が、国民の関心ごとの上位だと目にした。そんな心配が上位にくる社会にしているのは誰だ。
久しぶりに小倉弁護士のブログ「IT法のトップフロント」を見た。
刺激的な記事に愕然とした。小倉さんのラベリング基準からすれば、私も卑怯系Bloggerだと言うことだろう。
一連の小倉さんの記事に対してのコメント欄に、読者から沢山の意見が寄せられている。到底全ては読めないので、斜めに拾い読みしかしていない。(何はともあれ、ご自身で当該ブログを見て、考えて頂きたい。)
最近のスパムメールは巧妙になってきている。
今日も次のようなメールを貰った。どんな魂胆でこんなメールを送るのか!!
東京の霞ヶ関に日弁連の弁護士会館がある。その弁護士会館の地下に弁護士会館ブックセンターがある。
この弁護士会館ブックセンターのホームページに、2004年年間売り上げランキング100が掲載されている。
「返せ計算くん」が、他の法律書と肩を並べて36位と健闘している。弁護士のみなさんにも大いに参考にして、そして、利用して頂いているようである。
お役にて立てているようで、嬉しい限りである。
「中学生にわかる民事訴訟の仕組み」が成蹊大学法学部の授業での参考書にしていただいている。
http://www.seikei.ac.jp/syllabus/2005/hougaku/0029_J00615-0.html
法律を学ぶための参考書にしていただけること。そして勉学のお役に立てること。大変光栄である。
五右衛門さんの「 IT 技術者のためのデジタル犯罪論」で、ACCS裁判一審判決に関する記事が載っている。
http://www.ofours.com/books/48/contents/archives/2005/01/accs_1.html
その中で
新版の準備を始めた。「貸金業法施行規則別表算式と利息金計算」(仮題)だ。
貸金業者のみなさんには、かなり厳しい内容ではないかと思う。
法律では、優良な貸金業者であれば、利息制限法を越えた貸付もできることになっている。しかし、貸金業を営んでいるみなさんも、今までのままの利息計算で貸付けをしているとすれば、不法貸付けとなり、利息制限法を超えた貸し付けができる資格のある優良業者ではなくなる。今までの利息制限法を越えた金利での貸付けも全て違法貸付であり、違法金融業者ということになってしまう。
当然ながら、これまで積み重ねられてきた判例も踏まえて解説している。利息金計算に関して、実務的にも衝撃的な内容と思う。
弁護士、司法書士のみなさんに参考にして頂けるのはもちろんのこと、貸金業を営んでいるみなさんに取っては死活問題になるかも。無視できない必読書になるのではないだろうか。
付録として「別表計算くん」(エクセル計算書)をダウンロード提供しようと考えている。
なぜ、「金利の黒本」 か!?・・・単に、今デザインしている本のカバーが黒だから