プライバシー情報の対価
社会の仕組みを壊すことに長けた人がいる。反面、仕組みを維持するに長けた人もいる。前者は改革派。後者は守旧派と言われたりもする。
企業も同じで、果敢に規制に挑戦し、規制を破壊しながら業績を伸ばし、もてはやされる企業もある。
私は先輩達から
企業の寿命は30年。起業から30年は企業の創成期であり、起業時のビジネスモデルがその時代の動きにシンクロしていれば、なんとなく30年は存続できる。しかし、その企業に、仕組みを支え、維持するに長けた人がいるかどうかが大切なことだ。そして、その企業が30年たった後も、社会に受け入れられ存続していけるかどうかは、その仕組みを維持する人達を大切にし、次のリーダ(起業時のモデルを壊す人達?)を育てることができたかどうかだ。
と教わった。先輩から教わった事は今も私の中に残っている。そして、肌で学んできた。企業を支えるのは人であり、人を大切にしないところには、一瞬のお金は残ったとしても、それ以上のものは何も残らない。
もちろん一方、我々消費者が、商品を購入したり、サービスを利用するかどうか。その企業の存亡は消費者個々人の判断に委ねられている。
さて、私達消費者はプライバシーに係わる個人情報がCDに焼かれて、世の中に出回っているとしても、それは対価相応と割り切れば良いと思うだろうか。価格破壊だと、札束で人のほっぺたをぶん殴るような企業に、プライバーシー情報を預けようと、どうしても思うことができない。
多少高くても良いではないか。信頼できるところに預けたいと思う。個々人の価値観の問題と言えば言えるのかも知れないが・・・
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皿殿(saraッチ!のファン)です。
備忘録として取りあげて頂き感謝!
以下、3つのURLを記載します。
http://www.asyura.com/2003/dispute6/msg/245.html
http://homepage3.nifty.com/tngari/fkatu.htm
http://fuku41.hp.infoseek.co.jp/1404131.htm
ここに、登場するある人物の息子・・・
今回の組閣に入っています。しかも担当が・・・
内容・・・まずければ削除してください。
皿殿さん。紹介していただいた資料、拝見しました。
いずれも大変に参考になります。ありがとうございます
ところで、姫ですが、人知れずどこかで見てくれていることでしょう。
私も、また会える日を楽しみにしながら日記を書いています。