「刑事訴訟の仕組み」のご注文と返品

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今日も、とある複数の地方裁判所から「中学生にわかる民事訴訟の仕組み」と「刑事訴訟の仕組み」の注文FAXをいただいた。
一方、とある有名大学の生協書籍部から「刑事訴訟の仕組み」の返品の依頼がきた。不思議だなぁ~と思う。
たまたま、その有名大学の生協書籍部の担当の方と電話でお話ができた。
まず、「どんな本なんですか ?」と質問された。
ちょっと待てよと思って、担当の方の感想を聞きいてみた。「面白そうだと思う」とおっしゃる。
どうも大学では、法律関係の本となると、司法試験に役に立たないものは売れないということのようだ。
ロースクールも出来て、司法試験の内容も知識の詰め込みだけでは、合格できないようになるようなことも聞いている。
これからの司法試験の問題がどういったものになるるのか、門外漢の私にはサッパリと見当がつかない。しかし、少なくとも、これら2冊に書かれていることに興味を持ってくれる人に合格して欲しいと思う。知識を詰め込むだけではなくて、法律のこころを理解できる素養のある人に合格してほしい。
各地の地方裁判所のみなさんは、ビビビッと感じるものがあるのかも知れない。だから、興味を持たれるのだろう。喜ばしいことだ。
大学の先生方も司法試験の合格率を上げるのに試行錯誤されてるのだろう。合格してナンボ。確かに、それは分かる。それなりに、頑張って欲しいと思う。
さて、とある有名大学の生協書籍部の方には「お読みになってから、返品していただいても構いませんよ。ぜひ、そうして下さい」とお話して、電話を切った。
ちなみに、「刑事訴訟の仕組み」を読んだ共同通信社の記者が、五右衛門さんのところに取材にきたようだ。えらく気に入っていたようだ。近日中に記事にして全国に配信するとのこと。
どんな風に記事にしてくれるのだろうか。楽しみでもある。

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このページは、弁天小僧が2004年11月18日 18:08に書いたブログ記事です。

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