Winny事件の公訴事実はなに ?
小倉さん、トラックバックありがとうございます。
私は、今回のWinny事件に関して、当局はP2Pソフトの機能を問題にしているのではないと見ています。それを広めようとした目的と、意図。その意図に沿った行為と、それによって社会に与えた影響を問題にしているのではないでしょうか。
それに対して、Winnyが著作権侵害以外にも使えるとか、逮捕によって、ブログラマや文化の発展に悪影響を与えると訴えたところで、刑事裁判で無罪を勝ち取るなどできないのではないかと感じています。
だから、事件の公訴事実が知りたい。その公訴事実が分からない限り、何が問題なのかの判断もできないし、何について支援すべきかも分からない、何も始らないだろうと思います。しかし、弁護団は公判が始まる前にそれを公開して、何が問題かを、広く世論に訴えるといった気もなさそうです。
ただし、当該プログが、Winny事件といった特定の事件とは別に、P2Pソフトが持つ問題点を考えようというのであれば、いろんな視点から考え、議論するともできるでしょう。
しかし、明確に刑事被告人の支援サイトだと言っているわけで、特定の刑事被告人の無罪獲得のための支援サイトということでしょうから、そこでP2Pの一般論を議論してみたとろこでセンナイ話ではないでしょうか。
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