杉の子温泉
今日は、国道157号を白山に向けてドライブしてきた。この路線には沢山の温泉がある。町で運営している公共の銭湯が多いのだが、その中に私営の穴場的な銭湯がある。
「杉の子温泉」である。外観も工場の中にある銭湯といった感じであったが、最近改装して、小奇麗になった。一番目立つようになったのは道路脇に建ったカンバンかも知れない。以前は小さなカンバンで殆ど目立たなかった。今はご覧のような大きなカンバンが建っている。
このカンバンには「天然湧出42度純正湯放流式」と書いてある。確かに、湯舟には竹筒から常に温泉が注がれている。
外の溝を覗くと、洗い場からと思われる湯が流れ出している。どうも湯を沸かすボイラーもなさそうである。要するに湧き出る温泉を湯舟に垂れ流しているわけである。だからか、季節によって、多少湯の温度が温くなったり熱くなったりもする。
この温泉は、5、6年前までは、ありまり知られておらず、白山登山者が帰りに寄る穴場的な温泉だったのだが、こんな風に日記に書いたりするからか、訪れる人も多くなってきてしまった。
追伸
この写真を撮った時は、湯に入らずに帰ってきたが、次の日はお湯に入ってきた。
竹筒から湯舟に湯が垂れ流しになっていると書いたが、2,3人入るといっぱいになる位の大きさの木の湯舟が二つ続いていて、その湯舟と湯舟の間に湯が出る口があって、そこから常に湯が流れているといった造りに代わっていた。
それと、以前は窓から溝が見えたのだが、今は見ることができなかった。
以前の印象が強かったので、ああ書いたが、人の記憶というのはいい加減なものだと思ってしまう。
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